中国茶

2009年09月29日 | 
杭州は中国二大緑茶のひとつ、龍井茶の産地。やっぱり本場のおいしいお茶を飲んでみたい。


ガイド聞くとお茶は政府が管理している為、その辺のお茶屋さんでは、本当にいいお茶に当たるかどうかわからないらしい。地元の人は、農家から直接買うことが多いとか。


品質は間違いないと連れて行ってくれたところが、国立の中国茶葉博物館。お茶の文化を見た後は試飲もできる。


さすがは国家博物館。私にも旨味がわかる。試飲の後は土産コーナーに誘われ、いろいろと勧められる。お茶の葉を嗅ぐとあれもこれもほしくなる。平均約50gで100元ぐらい。ゲッ、いつの間にやらお茶を420元分(約6000円)も買ってしまった。品質は特級だし、帰国してから楽しみますか。

◆龍井茶(ロンジン)緑茶、未発酵茶。日本の緑茶より渋みもなくさっぱりしている。私個人的には、昔お茶農家さんからいただいた宇治茶の方が旨いと思う。
◆普洱茶(プーアル)黒茶、全発酵茶。年数が長ければ長い程、薬用価値が高くまろやか。20年ものは風味がよくて味もすっきり旨いです。
◆烏龍茶(鉄観音)青茶、半発酵茶。香りも高いし、苦みもない。これは別物。驚きです。中国でも最近日本メーカーのウーロン茶が売り出されているらしい。
◆茉莉花茶(ジャスミン)いいお茶は香りがほんとに違います。味も甘みがあります。
◆苦丁茶(クーティ)一葉茶、未発酵茶。バラエティ番組で罰ゲームに飲んでたやつ。口当りは半端なく苦い。苦みを超えると後はスッキリ。夏のお茶に最適。気になるコレステロールも下げてくれる健康茶。お通じもスッキリです。


遠く離れた大陸の旨味を旨いと感じる私。ルーツを感じるなあ。当分、中国茶にハマる気がする。


百聞より一見

2009年09月26日 | 
初の中国へ。田舎をまったりと過ごせればなあと思い、上海や北京のような大都市は避けて杭州へ。

行ってみるもんです。日頃の報道などで悪い印象をもった中国とは大違い。

観光地だからかもしれないが、見た目は立派な歴史ある大都市だった。

マナーが悪いとか、空気が悪いとかはあるが、今まで私がもっていた印象はなんだったのかな。

一部の悪い情報が拡声され、それをそのまま受け取ってきたような気がする。一部の悪なら日本だってある。



まったりとは過ごせなかったが、また来てみたいと思わせてくれる都市だった。


時代

2009年09月20日 | 写真展
いろんな事に気を取られて心休まる暇もなく、シルバーウィークに入りようやく今日は朝寝ができた。

10月12日より始まるグループ展に向けて準備を進めなくては。
何すんだっけ?自分で書いたリリースコメントを読み返す。


5回目となる9cグループ写真展、今回のテーマは「時代」。
直接的に被写体とならないものをテーマにしてみた。

「時」という形には無いものを写真を使ってどう表現するか。
思考を繰り返す間に、被写体はどんどん変化していく。
人・物・風景、続いてゆくもの、変わってゆくもの・・・。
被写体と向きあう中で、ある感情が生まれる。

家族を撮らえて、愛しいと想い、
夜空を撮らえて、社会への不安を感じ、
刻まれた歴史や現風景を撮らえて将来を案ずる。

6人の作家が「時代」というテーマに向き合い、それぞれが感じた想いを写真で伝える。




6月に撮影した写真を眺める。ただ興味本位で撮ってきたが、表情や動きがあって、これを生かしたいな。今回はいつものモノトーンアナログとは離れて、カラーデジタルにチャレンジ。どうなることやら。

何を撮って来ているかは、まだで。

(写真は若干、オカルトチックですが。)