こんばんは。
夜7時現在の近江八幡は、晴 気温16℃
これから🍲鍋🍲が美味い季節になってくるが
今夜の晩飯は
お袋の知人が北海道旅行の土産に買ってきた
「サッポロクラシック」を飲みながら
🧄をたっぷり入れた今シーズン初「キムチ鍋」を
つつく。
普段ビールは滅多に飲まないが、この北海道限定
ビールが結構気に入って、休みの日に飲んでいる。
お陰で外は次第に冷え込んできたのに、アルコールと
カプサイシン効果で、一人ランニングと🩳で
大汗かきながら、今ブログを開いている。
今日の気になるTwitter
トヨタの新型シエンタ、車いす仕様車が2種類あり、うちショートスロープ型はバンパー部が倒れるだけ、なんと路面と19cmもの段差を許容する仕様…。
— 彩葉 (@iloha_train) October 5, 2022
「コツを掴んだプロなら載せられる」って、それはちょっと…。
目からうろこが落ちた、新型「シエンタ」の車いす仕様車 https://t.co/QfXJymYixO
少し古いツイートになるが、これを取り上げようと
思う。
トヨタのシエンタは、介護の現場ではよく見かける
クルマだ。
ハイエース等では厳しい狭隘な送迎先にも入れる
小回りの良さと、それでいて多人数をゆったり
乗せられる室内の広さ。
正に介護施設御用達のようなクルマ・・・
通常、車椅子の利用者さんを乗せるためには
収納されたスロープ板を下ろして引き出す作業が
必要だが、スロープ板が結構な重さになるため、
収納したり、引き出して地面に設置するには、
それなりの体力とスペースが必要になり、
危険も伴う。
私も誤って指を挟んだことがある。
このTwitterによると、今回の新型シエンタには、
大掛かりなスロープ機構を廃止して簡略化した
仕様が設定されたようだ。
段差が19センチもあるのに「大丈夫か⁉️」と
思われるのも無理のない話だが、私はこの
記事を見て
「これはアリだな」
と正直思った。
この簡略化仕様で利用者さんを移乗させるのには、
車椅子の「ティッピングレバー」が非常に
重要になる。
ティッピングレバーとは
(写真はお借りしました)
この部分だ。
恥ずかしながら、私も研修で理学療法士さんから
教えてもらうまで、これの使用方法を全く
知らなかった。
詳しいYouTube動画を見つけたので参考までに。
【安心・安全】車いす操作の正しい介助方法。ティッピングレバーの使い方間違っている人多いです
但しあえて言うならこのシエンタを
使いこなせるのは
「コツを掴んだ」人ではなく
「正しい知識と技術を持った」人だろう。
いつものように前置きが長くなったが、
たまには介護士らしい所も
見せないとね(笑)
ここで一つの記事にしても良いが、次はいつ
更新出来るか分からないので、気分が乗ってる
うちに、もうしばらくお付き合いを・・・
10月7日(金)
午前は京都鉄道博物館で「特別なSLスチーム号」に
乗ったが、ランチを挟んで午後から乗るのは
近鉄が新たに登場させた特急「あをによし」
最初の予定は京都の北部、美山地区でも
歩いてみようかと思ったのだが・・・
マイテ49の椅子を写真で見ていたら、急に
これを思い出し、予定を変更して近鉄の
WEBサイトで予約した。
この特急は、全てにおいて大阪、京都と
「奈良」を結ぶことに特化している。
まず「あをによし」の言葉の意味だ。
諸説あるようだが、「あをに」は「青丹」と
書き、顔料として使われる緑味を帯びた
土の色を指すらしい。
古くから奈良が一大産地で、その色の
鮮やかさから、奈良を称える枕詞として
使われるようになったことから、今回
愛称に選ばれたようだ。
近鉄京都駅1番ホームには、「ビスタEX」を
使用した奈良行き特急が停車中で、私が乗る
「あをによし」の発車までは、まだ30分以上
時間があるはずだが・・・
なんと❗️もう既に2番ホームに停車していたので
まずは外観を観察する。
近鉄のリーフレットによると、天平時代に
一番高貴な色とされた「紫」に、正倉院の
宝物に見られる「天平模様」をあしらった
外観デザインを採用したとのこと。
折り返し、橿原神宮前行きとなる22600系との
共演。
吉祥文様「花喰鳥」をモチーフにしたエンブレムが
一際目を引く。
物を知らないので、いちいち調べている間に酔いも
完全に覚めたが(笑)、吉祥文様とは縁起の良い
動植物や物品を描いた図柄で、特に「花喰鳥」は
鳳凰が花や木を加えて羽ばたく絵柄で、幸運を
運ぶ非常に縁起の良い文様とのこと。
外観を眺めている間に、ドアも開いて中に入れる
ようになった。
まだまだ発車まで時間もあるし、乗り込む客も疎ら
なので、今のうちに車内探検。
1号車
正に令和のマイテ49
2号車は、サロン席と
売店がある。
正倉院の校倉造りをイメージしたカウンターを
よく見ると、発車の5分前から営業すると
案内表示。
これなら揺れる車内をコーヒー持って
歩かなくても済む。
3号車はバリアフリー対応。
4号車は、運転席側に図書コーナーがある。
京都~奈良は、正味30分そこそこの乗車時間だが、
京都駅で発車の30分前に列車が入線して中にも
入れるのは、ある意味良心的だ。
洗面台も陶器製。
内装にも、天平模様があしらわれ
足元の暖房ルーバーも校倉造り
こちらが今回座る1号車6C6D席。
車内の座席を見て「アレ⁉️」と思われた方も
おられたと思うが、基本一人で「あをによし」に
乗る場合は、2席分を購入しなければならない。
その際、もう一人分は子供料金を追加で払う形に
なるが、見ず知らずの人と対面する事態は、
これで起こらない仕組みだ。
逆に車内の特徴を活かして「お見合い列車」を
企画したら面白いかも・・・
発車前に、「あをによしバターサンド」と
コーヒー、大仏プリンを購入。
売店で「あをによし記念乗車証」は無料でもらえる。
13時20分定刻に京都駅を発車。
丹波橋に停車した後、宇治川を渡って次は大和西大寺。
この「あをによし」、改造のタネ車は
12200系12256編成。
1975年5月11日、先日崩御されたエリザベス女王が
エジンバラ公と来日された際、京都駅から五十鈴川駅まで
乗られた近鉄の特別列車に充当された編成だ。
私が乗った1号車に、エリザベス女王が乗られたそうだが
もちろん、今の「あをによし」からその名残は見出せない。
大和西大寺を発車して、平城宮跡を突っ切ると
地下に入って
あっと言う間に近鉄奈良に到着。
この日はガラガラだったが、元々インバウンド目的に
作られた特急「あをによし」
しばらくしたら、外国人観光客でまた賑わうだろう。
マイテ49の特別列車がなければ、乗る事もなかったが
良い時に乗れたと思う。
詳しくは近鉄の専用サイトで
帰宅してから
バターサンドの箱を開ける。
紫色のビスケットに、これ金粉か?
もちろん美味かったが
すげ〜カロリー高い・・・
近鉄奈良からもう一軒、寄り道したが
さすがに長すぎるので、今日はここまで。
長々とお付き合いありがとうございました。
それでは💤