T社製EM-1赤道儀へポーラメーター取付け写真を載せました。
1月2日晴れ時々曇り。元日にレナード彗星(C/2021 A1)撮影前にV社製ポーラメーターを取付けて簡易極軸合わせしました。
薄明の空でまだ肉眼で北極星が見えません。ポーラメーターを使いますと、楽に大体極軸合わせできますから、ポーラメーターを使いました。
ポーラメーター購入後、事前にEM-1赤道儀を使って磁北極と天の北極のずれ角度を実験して測定してありますから、ポーラメーターの水準器で水平出してずれ角度へ赤道儀の水平方向を合わせます。
ポーラメーターの傾斜角度は現地の緯度に大体合わせます。
真の緯度はEM-1赤道儀架台の水準器で水平出しして、赤道儀の傾斜角度を微調整します。
EM-1赤道儀には極軸望遠鏡が内蔵しています。薄明の空でも北極星は十分に極軸望遠鏡の視野内で見えますから、正確に極軸合わせできます。
明るい昼間の時間帯で極軸合わせする場合は、ポーラメーターの簡易極軸合わせで十分かと思います。短時間露出しかしませんから。
昨日(1/1)のレナード彗星撮影時も前回と同じ撮影場所へ望遠鏡を据付けましたので、傾斜角度は微調整なしで水平方向だけ微調整で極軸合わせ完了しました。ポーラメーターは非常に便利だな、と思います。(メーカーの宣伝ではありませんが)
ポーラメーター取付けの写真を添付します。
カメラシューはインターネット購入し、鏡筒固定バンド上方のカメラ固定インチネジへ固定してあります。
他のドイツ式赤道儀にも使えます。
尚、ファインダーのプッチ緩衝樹脂はファインダーを覗いた時のメガネレンズ傷つき防止です。
参考になれば、と思います。
EM-1赤道儀へポーラメーター取付け
2022年1月1日現地にて撮影