新年(2022年)に46年前の「ウエスト大彗星(1975n)」をソフト現像処理し直して載せました。
1月3日晴れ時々曇り。新年早々にブログの「ウエスト大彗星」へのアクセスが増えています。
そこで、フォトショップ処理を加えてソフト現像処理し直して載せることにしました。
今、レナード彗星(C/2021 A1)が夕空に観えていますが、ウエスト大彗星は夕空から近日点通過して夜明け前の空に回ってお化け彗星に変身しました。
夜明け前、東天の山の上から肉眼で尾から観え出して、コマ頭部が後から観えました。本当にお化けのようで雄姿に圧倒されました。
ダストの尾の長さは測定しますと、23.4度ありました。光度もマイナス等級でした。
20世紀を代表する大彗星です。
若い時に足助町(現、豊田市)の山中で星仲間と一緒に観察・撮影しました。生涯忘れられない大彗星です。
46年前の写真2コマを添付します。
新年にどうぞご覧下さい。
写真は2種類のリバーサルフィルムで2台のカメラを使って撮影したものです。フィルムスキャナでデジタル変換しました。
昭和の時代に実際にこんな大彗星が地球から観えました。私も目撃者の一人になります。地面は霜でバリバリした中で観たことを覚えています。
この写真は後世に是非残してほしい1枚です。
①46年前のウエスト大彗星1(1975n)
1976(昭和51)年3月5日04時58分30秒~
05時01分30秒 露出3分 minoltaSR-T SUPER
50㎜ F1.7(開放)フジクロームR100 自動ガイド
トリミング フォトショップ処理追加 足助町(現、豊田市)
気温氷点下
②46年前のウエスト大彗星2(1975n)
1976(昭和51)年3月5日04時58分30秒~
05時01分30秒 露出3分 minoltaSR-1s
55㎜ F1.7(開放)コダックハイスピードエクタークローム
自動ガイド トリミング無 フォトショップ処理追加
愛知県足助町(現、豊田市)