PasocomMini PC-8001
上記の写真は、40年前にNECが発売したパーソナルコンピュータPC-8001にしか見えませんが、なんとこれはPC-8001生誕40周年を記念し、ハル研究所が開発したミニチュアの「PasocomMini PC-8001」なのだそうです。
写真で見る限り本物そっくりですが、なんと手のひらサイズの超小型。細部の仕上げもよくできていて感心します。
こんなにちいさい。これで本物のN-BASICが走るのだから驚く
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が、驚くべきはなんとこの小ささで本物のN-BASICが走るということです。これはもう、学校でのプログラム教育用に導入してもいいのではないかと思ってしまいました。
しかもHAL研究所が出していた、「PCG:プログラマブルキャラクタージェネレーター(文字の形をユーザーが定義できる拡張ユニット。当時、ハル研究所が開発・販売していた)」の機能まで搭載しています。
往年のカセットテープに記録してあるソフトもWAVファイル化すれば、コンバート機能があるので読めるとのことですが、残念ながら今はもうカセットテープも捨ててしまって手元にありません。
もちろんもうPC-8001用のソフトなんて売ってるなんてこともありませんから、自分でプログラムを打ち込んで使うしかないのかな、と思いましたが、なんとかつてのゲームソフトを16本も内蔵していて、簡単に呼び出して遊べるようになっているそうです。
実はこのシリーズとして、2年前にミニチュア版の「PasocomMini MZ-80C」がおなじくHAL研究所から売り出されていたのです。これです。
PasocomMini MZ-80C
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私はコアなMZ-80ユーザーだったので、ぜひ欲しかったのですが、BASICがSHARP版ではなくSmileBASICだったので見送ったんですよね。
しかし今度は本物のN-BASICがそのまま載っているとのことで実用性も高いですし、PC-8001のミニチュアとしても完成度が高く、小さいので置き場所にも困らない。これはぜひ欲しいと思いました。
ところが残念ながらなんとNECのパソコンのおまけとしての提供で、一般販売はしないそうなんですよ。
キャンペーンが終わってからでもいいので、ぜひ一般販売をして欲しいですね。
PC-8001がこの完成度でできるのであれば、ミニチュア版PC−8801やPC-9801なども期待しちゃいます。
それからできればMZ-80C版の方にもぜひ、SHARP-BASICを搭載していただきたいと思います。