創業日誌    

商人(あきんど)デビュー塾の受講をきっかけに、創業ネタを綴ります。

火星大接近は行動開始のチャンス!

2018年07月31日 16時50分00秒 | 商人デビュー塾

今日は15年ぶりの大接近で科学ニュースを賑わせていますね。
残念ながら最接近の時刻は日本時間で16時50分頃なので、その瞬間を観測できないのは残念ですが、前後の半月ぐらいはほぼ同じ大きさで観られるそうです。

ちなみに、火星はローマ神話の軍神マールスとされていますが、西洋占星術では、行動力、活力、情熱などがキーワードになっているようです。
私も今年の火星大接近にあやかって、ぜひ起業への行動に弾みをつけたいものです。

「あさイチ」で主婦の「プチ起業」を特集

2018年07月30日 22時35分22秒 | 商人デビュー塾

今朝のNHKのあさイチは『どうすれば稼げる?主婦の「プチ起業」』と銘打ってプチ起業した4名の主婦の方を紹介していました。

まず、お箸の販売をしている方。
初めは全然お箸が売れなかったそうですが、50万円もするお箸に名前を彫る機械を導入して売上を増やし、今ではその機械の原価を焼却して利益が出ているそうです。

次に、キックボクシングのトランクスや衣裳を作成している方。
積極的にキックボクサーたちのニーズに応えたり、さらにホームページ、Blog、やSNSからメルマガを発行するなど営業活動に力を入れ、テレビ局からタレント用の衣裳の依頼を受けるまでになっているとのこと。このかたはもはや「プチ起業」の域を超えていますね。

そして、シフォンケーキを作ってオーガニックイベントで売り出した方。
こだわった材料の良さがなかなか伝わらず、また出店した場所が悪かったこともあってなかなか売れず苦戦しているようでした。イベントのスタッフの方からも、「オリジナリティーが必要」と言われていました。

最後は、小さなカフェを開いている方。
見た所テーブルひとつ、座席4つ程度の本当に小さなカフェなのですが、店内では、小中学校向けの体操着などの委託販売や、手づくり品販売のレンタルボックスといった地域密着型ビジネスを併設して毎月数10万円の売り上げになるそうです。

やはり、プチ起業で成功するには差別化ポイントが必要なのですね。

自分のお店の味を決めるには

2018年07月29日 23時00分00秒 | 商人デビュー塾

会社の近くのラーメン屋さんで、100回ほど試作してやっと納得できる味nおラーメンができたというお店があります。
また別のお店では、やはり何十ものラーメンを食べ歩いて自分の気に入った味を見つけ、まずそれを真似て見て、そこをベースに自分の店の味作りをしたというお店もあります。
先日、商人デビュー塾で、カレーのお店を始めたいという方に、竹内先生は、スパイス専門店のサイトを紹介した後、
「先ず、自分の作りたいカレーの味を決める必要がありますね。それには、カレー屋さんを巡って100軒ぐらい食べ比べてみてください。」
とアドバイスしていました。
やはり、そういう努力が必要なのですね。

商人デビュー塾12回目、総括、成功の秘訣について

2018年07月28日 19時00分00秒 | 商人デビュー塾

早いもので5月19日(土)から始まった商人(あきんど)デビュー塾も、いよいよ今日の第12回「総括、成功の秘訣について」が最終回でした。
パンフレットに「痛快!商売を始めるコツ、ノウハウ伝授!の商人デビュー塾」と書いてある通り、竹内幸次先生のお話はわかりやすい上に面白くて、毎回あっと言う間に終わってしまった印象です。

今日は「総括、成功の秘訣について」と題して今までの話の振り返りが中心でしたが、結局成功の秘訣として重要なのは第一回のテーマにあった「創業の心構え」ということに尽きるということのようでした。そこで、成功する起業家の行動の特徴や姿勢がいくつか挙げられていました。その中でも、「一般の消費者やサラリーマンは社会が何をしてくれるかと考えるがで、起業家は自分が社会に何ができるかを考える」というお話が印象的でした。

文末ですが、竹内幸次先生、そしてスタッフの皆さん、短い間でしたがどうもありがとうございました。
具体的な起業に向けて動き出した時や起業を果たした後に、またお世話になると思います。
その時はよろしくお願いします。

デフレ脱却とは言っても、値上げをするのは大変だ

2018年07月27日 23時59分59秒 | 商人デビュー塾

2017年2月15日の東洋経済ONLINEの記事
「鳥貴族をつくった男」の知られざる悪戦苦闘
脱チェーン店理論で作りあげた儲けの仕組み
でこのようなことが書いてありました。

引用ここから

大倉は昨年から「280円均一を守ろう」プロジェクトチームを立ち上げた。そのうえで昨年10月からスタートした食材の100%国産化、人手不足からくる人件費高騰の問題などコストアップ要因に対応するために、生産性の向上に取り組んでいる。
大倉がこう言う。
「客単価2000円に甘えずに生産性を向上させ、280円均一料金を守っていきたいと思っています。なお、以前は『全品280円均一』と表記していましたが、消費税増税への対応もあり、『全品280円(税抜)均一』という表記に改めました。将来、消費税が8%から10%に上がったとしても『280円均一』をできるかぎり守っていく方針に変わりはありません。そのためにはもっと生産性を高め、規模の経済を発揮する必要があります。

引用ここまで

ところがその年の2017年10月1日15時から「鳥貴族」全店でフード・ドリンク:280円(税込302円)から298円(税込321円)へ28年ぶりの値上げがされたということがニュースになりました。この理由として、「人件費を中心とした店舗運営にかかるコスト上昇や、天候不順による国産食材の仕入価格高騰など様々なコストが増加」したたために、「もはやコスト上昇分を吸収しつつ現行価格で高価値な商品とサービスの提供を続けることは難しい」と説明していました。
それでも値上げしたと言っても一品18円アップで税抜きで200円代をキープ。これは6.4%程度ですから、鳥貴族の客単価は2~3000円程度ということから一回の飲み会で120〜180円程度の値上げということになりますね。この程度なら許容範囲ではないでしょうか。当時も「それでも十分安い」という意見がありました。
ところが2018年7月6日の日本経済新聞に「鳥貴族、値上げで想定以上の苦戦 業績下方修正 」というニュースがありました。

引用ここから

 大手焼き鳥チェーンの鳥貴族は6日、6月の既存店売上高が前年比9%減ったと発表した。2017年10月に商品を一律280円から298円に値上げしたが、前年割れはこれで6カ月連続。7月期通期が終わるまで残り1カ月となったが、今期の6月までの既存店の累計売上高は前年を3%下回り、純利益予想も従来から6割下方修正を余儀なくされた。

引用ここまで

とはいえ、客数減の要因は週末数の違いと天候の影響による客数の減少が大きく、純粋な値上げの影響による減少は1~2%程度と推測することができるとの分析もあります。一方、鳥貴族の10月の既存店客単価は3.5%の増加で、結果、客数の減少効果よりも客単価の増加効果の方が高くなったとの分析もあるようです。
それでも、値上げによる客離れが抑えられた理由としては、値上げ後の価格を200円台に抑えたからとされています。元の価格が280円だったので値上げ分の余裕があったということになりますが、次に値上げすることがあるとすると今度は300円台にせざるを得ません。
その時に果たして値上げが受け入れられるでしょうか。

オペレーションが大切

2018年07月26日 23時59分59秒 | 商人デビュー塾

昨夜の起業プラン発表会のとき、私はエンジニア出身で飲食店で働いた経験がないという話をしたところ、竹内先生から
「飲食店ビジネスを始めるのであれば、オペレーションの習得が大切」
という話をされました。
それについては、先日しんばしの「ゆうき家」さんで皿洗いをしながらお店で働く人たちの様子を見学したりしました。
とはいえ、お店が始まる前の仕込みの時間は見ていませんしそもそも自分で接客さえしていません。
その上価格が適正か、どのくらい売れそうか(どのくらい仕込んだらいいか)などわからないことだらけです。
これではいきなり店舗を構えて開店するのは無謀な気がします。

そこで、数日だけお試しで営業からのスタートができるといいなと思いました。
そこでそれを竹内先生に相談すると、確かにそれは良い考えで、レンタルキッチンを使って見たり、キッチンカーによる移動販売を検討してみてもいいとの意見をいただきました。

しかし、今調べてみた限りでは、既存のレンタルキッチンは料理教室が開けるほど大きな飲食スペースがついていたりしてその分料金が高くてもったいないようでした。また、キッチンカーで販売するにしてもキッチンカーを調達しなければならないのは当然として、食材の仕込みをするための厨房が必要だったり、キッチンカーを停めて販売をするための場所を確保したりとなかなかハードルが高く、しかも軽自動車ベースのキッチンカーの中は狭いのでオペレーションもキツイとのことでした。

同じ商人デビュー塾の参加者の方ともお話ししたところ、やはりこのようなちょっとお試し営業ができるレンタルキッチンがあればいいのにということででした。
このようなニーズは例えば先日訪問した国分寺のマンションの一階にある「カフェといろいろ びより」さんがぴったりのような気がします。
どこかにこのような、週末だけお借りしてオペレーションの習得のためのお店を開けるような小ぶりのレンタルキッチンがあればいいのですけれども。


商人デビュー塾11回目、最終事業プランの発表

2018年07月25日 21時23分27秒 | 商人デビュー塾

商人デビュー塾1もいよいよ今日を含めてあと2回になりました。
今日は、商人デビュー塾第8回「中間事業プラン発表と助言」で話した事業プラン概要を練り直し、最終事業プランの発表です。

発表にあたっての資料づくりでは、私はMac book proを使ってKey Noteを使用して作成しました。まずこの叩き台を私がかなりの時間をかけて作製したのですが、妻にかなり大幅な修正をされました。
資料が出来て発表内容の確認をしたら3分ぐらいで終わりそうでした。

そして今日の本番です。
いざ話し始めたらつい余計なことまで喋ってしまい、一人5分の持ち時間を超過してしまいました。

みなさんそれぞれ発表が終わると、竹内先生のご講評と課題の指摘があるのですが、私の発表内容で竹内先生に褒められたのは妻が修正を加えたところばかり。
逆に私が書いた、ニーズと対応については、「具体的に調査するように」とのご指摘をいただきました。

他にも課題をご指摘いただいたのですが、できればそれを修正した上でもう一度発表してブラッシュアップしていく、いわゆるPCDAを回すステップがもっとたくさん欲しかったと思います。



気温だけじゃなくて日射にも注意が必要

2018年07月24日 19時27分06秒 | 商人デビュー塾

先日祇l京都に行ったのですが、ちょうどそのとき京都が日本で一番暑いという報道がされるほどの猛暑だったのですね。
そこで、バス停に設置された冷却用のミストを浴びたのですが、これがなんと水がノズルに来る前の配管の中ですでにぬるま湯になっていて、涼しいどころかまるでサウナ状態でした。

それから、報道では40度を超えたとか超えないとか気温の高さばかりが強調されていますが、直射日光が当たるかどうかについて、もっと報道は警鐘を鳴らすべきではないかと思います。
髪の毛も直射日光を浴びていると温度が50度を超えてしまうそうです。これでは気温がどうこう言ってる場合ではありませんよね。
たしかに日向のものはさわれないくらい熱くなっているものもありますからね。

逆に、同じ気温でも、雲が出て日が陰るとしのぎやすさが大きく違いますよね。
日が出ていても、帽子をかぶるとか、日傘をさすとかでだいぶ変わってきます。
ですので、商店街を歩いている時にはアーケードの屋根のありなしで快適さが違いますね。
アーケードというとは雨の日対策と思っていましたが、かんかん照り対策にもなるのですね。

それでも耐えきれなくて、結局デパートの中に逃げ込んで、私は普段だったら入らないような喫茶店で高めのフラッペを食べたのですけれども。
そういえば最近のニュースでも猛暑による経済効果を取り上げていましたね。

デパ地下価格は凄い!

2018年07月23日 18時36分32秒 | 起業ネタ

私の住んでいるところの近くの肉屋では鳥の唐揚げが約200円/100gで売っています。しかも、夜になるとそれが半額の約100円のセール価格になるのです。
ところが先日テレビで紹介されていたデパ地下の鳥の唐揚げは、約400円/100gもするのに飛ぶように売れているのです。なんとその量は1日に70〜100kgにもなるとのこと。
単純計算で、唐揚げだけで約40万円もの売り上げです。

また、あるお弁当屋さんは、一食2000円のお弁当が日に300個ほど売れているのだそうです。
こちらも単純計算で60万円もの売り上げです。

デパ地下に出店するにはテナント料や厳しい条件などがあって一概に比較はできないでしょうけど、
デパ地下の人気店はちょっとした町の飲食店では考えられないほどの売り上げなのですね。



事業プランは難しい!

2018年07月06日 03時29分49秒 | 商人デビュー塾

7月4日は商人デビュー塾の8回目、「中間事業プラン発表と助言」でした。

商人デビュー塾に参加しているメンバーがそれぞれ自分の起業プランを順番に発表し、それに対して他のメンバーが質問したり、竹内先生からのアドバイスを伺ったりするというものです。
ここで本来であればあらかじめ竹内先生から配られた「起業プランシート」に記入したものやパソコン画面などを使ってプレゼンテーションを行うことが想定されていたようですが、そこまでできた人はいませんでした。
しかし、すでに物販を開始している人や少なくともビジネスのコンセプトが固まっている人のプレゼンテーションは聞きごたえがありました。
ちなみに竹内先生のコメントですが、基本的には事業内容の良し悪しを判定するというものではなく、起業プランをプレゼンするにあたっての必要項目の不備や改善点についてのアドバイスがメインでした。それも、私も含めてシニアの人やすでに動き出している人のビジネスプランは多少難があっても良いところを探して褒めてモチベーションUPを図るようなコメントが多かったように感じました。
これに対して、今すぐにでも脱サラして起業しようという若い人に対しては、事業内容の詰めの甘さや、まだ企業人からの発想で考えていて起業人としての発想ができていないということを指摘し、「起業して失敗しないためにはあと2年は退職しないで勉強するべき」とアドバイスしていたのが印象的でした。
ところで私のビジネスプランですが、実はまだはっきりと「これがやりたい!」というほど確定しているわけではなかったのですが、候補のひとつを思いきって「これをやるつもり」というスタンスで発表しました。これに対して竹内先生のご講評では、ビジネスプランの内容に対しての評価は保留でしたが、「これがやりたいというシーズだけでなく、どんな層に受け入れれるかというニーズを調査するように」というご指摘をいただきました。これが瓢箪から駒となって実際のビジネスに結びついてうまく行けばいいのですが。



「先輩起業家の店舗ツアー」で らーめん 八か さんを訪問しました。

2018年07月02日 23時55分55秒 | 商人デビュー塾

商人デビュー熟の「先輩起業家の店舗ツアー」の二軒目は、川崎の産業道路沿い(川崎区昭和2-18-14)に、商人デビュー塾の先輩起業家の方がやっている、鶏ラーメンのお店「八か(ばちか)」さんを尋ねました。

「八か」さんは、先日客としてラーメンを食べに行ったのでひときわ興味深くお話を聞くことができました。
例えば、川崎界隈ではスープが豚骨ベースの家系ラーメンが多いので、差別化のためにスープを鶏ベースにし、さらに肉も焼豚ではなく蒸し鶏を使うなど、鶏にこだわったラーメンを出すようにしたとのこと。
さぞやこの鶏ラーメンにこだわりがあるのかと思いきや、もしもこの味が受けなかったらいつでも味を変えられるようにあえて看板には鶏の文字を入れないようにしているのだとか。
でも、私がこのラーメンを食べた感想としては、この味で十分「行列のできる名物ラーメン」になる可能性があると思いました。
八かさんにラーメンを食べに来た客の立場での感想としては、お店の外観はよくあるラーメン屋さんにしか見えず、どんなラーメンが食べられるのかわからないので損をしているのではないかと思います。
店内に飾ってある店主の妹さんが描かれたラーメンの絵は味があって良いのですが、店内にはいらないと見られません。
お店を物色している人に、どんなラーメンを提供しているか一目でわかるように、店先にはラーメンの写真と味のウンチクを掲げた方が良いのではないかと思いました。

「先輩起業家の店舗ツアー」で azzurro private salon さんを訪問しました。

2018年07月01日 23時55分55秒 | 商人デビュー塾

商人デビュー熟の「先輩起業家の店舗ツアー」に参加してきました。

まず、東急東横線・目黒線 新丸子駅近くの azzurro private salon さんを訪問しました。

一見小振りのお店ですが、お客様は一度に一人限定ですので、むしろ贅沢な広さでしょう。そして店内もとてもおしゃれな作りとなっています。
キャッチコピーは
「ここにしかない技術と時間と空間を、全てのお客様に。」
を掲げていて、その分価格は高め。しかも
「ご予約日から5日以内の ご変更 又は キャンセル は
ご予約内容の キャンセル料 100% 頂戴 致します」
と強気の設定です。これについて
「価格ではなく価値を提供していくサロンです。」
と説明しています。

それだけ azzurro さんは
「ここにしかない技術と時間と空間」
に自信があるということなのでしょう。
このビジネススタイルとそれを維持するための努力や、相手を引きつける話術について、商人デビュー塾の竹内幸次先生も絶賛でした。
さらに、
川崎の恵み と 自然の恵み 『かわさき名産品』 認定 プライベートヘアケアプロダクトシリーズ
を開発したり、地元商店街の活動に積極的に参加して地域に溶け込む努力を怠らないなどの姿勢も高く評価していました。
azzurro private salon さん、貴重な時間を割いていただきどうもありがとうございました。