平成24年度もスタートして2週間が経とうとしています。
どのクラスも新しいクラスの仲間が増えたりして新鮮な雰囲気の中様々なことに挑戦しよい汗を流しています。
春の日差しが心地よく何をするにも気持ちのよい季節ですね。
お子様のよりよい成長・発育を目指しこころと身体に働きかける指導をおこなっておりますが、幼児期に体験させてあげたいと以前から考えておりましたトランポリン運動を実施してまいりたいと思います。
トランポリンてただ跳ねるだけの運動じゃないの?という疑問をもたれるかもしれませんが、とてもメリットの多い運動種目なのです。
ここではトランポリン運動の運動効果とねらいについて紐解いていきたいと思います。
なぜ10歳以下の子どもにトランポリンは有効なのか?
運動能力については、遺伝的要素もありますが、後天的な経験による影響の方が大きいと言われています。たとえば身長については遺伝的要素の割合は20%で、あとは後天的な栄養や運動経験によるものといわれています。
ところで、スキャモンの発達曲線によると、運動神経に関する神経系は10歳ぐらいまでにほとんど完成されます。一方筋肉などの発達に関わる全身系を見ると4~10歳ぐらいの期間は、あまり発達せず、第2次成長期の頃から急激に発達します。つまり4~10歳ぐらいの年齢では、運動神経は急速に発達しますが、筋力はそれほど発達しないと言うことが示されています。
まず、運動神経が発達するこの時期に、様々な運動を経験することが、神経系の発達に大きく影響します。逆にこの時期に運動を経験させないと、神経系の発達が十分行われませんし、後に運動嫌いになる可能性も高くなります。この時期にトランポリンを用いて様々な動作を行うことは、後の運動神経開発に非常に役立ちます。
ただし、運動を経験させるのは他のスポーツでもできます。しかし、トランポリンには他のスポーツにない優れた点があります。
スキャモンの発達曲線によると、筋肉などの全身系はこの時期にはあまり発達しません。つまり様々な運動を経験させるべき時期に、十分な筋力がないのです。しかしトランポリンは筋力の代わりに、バネの弾性を用いることにより、高い跳躍を生み出せます。トランポリンを使って跳躍し、空中で様々な動作を行うことは、地上での運動による効果に加えて空中での運動効果も期待できるのです。
国内において行われているメジャースポーツの多くは球技系スポーツです。野球におけるダイビングキャッチ、サッカーにおけるヘディング、バレーボールのアタック、バスケのリバウンド処理、ハンドボールにおけるシュート、テニス・バドミントンにおけるスマッシュなどでは空中バランス能力が求められますが、これらのスポーツで跳躍できるようになるのは、神経系の発達が完了した後に発達する全身系の発達が行われて純分な筋力が得られてからです。筋力が十分ではないが神経が発達する時期にトランポリンを用いて空中バランス能力を発達させておくことは、これらスポーツを行う上でも非常役立ちます。もちろん、スキー、スノーボードやフィギュアスケートのようにジャンプを伴うスポーツの素養づくりにも役立ちますし、トランポリンで開発したバランス能力は、様々なスポーツへと移行することが出来ます。
運動神経を開発し、将来各自が行うであろうスポーツの基礎運動能力づくりに役立てようとしていますので、将来子どもを運動好きにしたい人、多種多様な運動に挑戦させてあげたい方へとても効果的だと思います。
子供の成長過程において、身体各機能の成長・発達に十分に考慮した運動環境を与えてあげる必要があり、脳の発達から考えても、幼児期に様々な運動経験をしておく事が重要です。
スキャモンの発育発達曲線(図)を見ると、5~8歳頃(プレ・ゴールデンエイジ)に神経型が著しく発達するのがわかります。脳をはじめとして体内にさまざまな神経が張り巡らされていく大事な時期なのです。
この時期には、常に多様な刺激をからだが求める特徴があり、飽きさせないで楽しませるには、遊びの要素も含んだプログラムが必要です。
その他トランポリンがもたらす身体への効果
・5分間のトランポリンでジョギング1KM相当の運動効果
・体内の疲労物質(リンパ液)を循環・排泄し細胞の活性化、健康維持に
・姿勢を立て直し、動作を切り替える変換能力、リズム感覚、これらをスムーズに連結させる調整力が養われます
・ストレス発散、高揚感覚等こころのリラックスにも効果があると言われています
さらなる子どもの可能性を引き出せるよう常に心がけ指導にあたります。
どのクラスも新しいクラスの仲間が増えたりして新鮮な雰囲気の中様々なことに挑戦しよい汗を流しています。
春の日差しが心地よく何をするにも気持ちのよい季節ですね。
お子様のよりよい成長・発育を目指しこころと身体に働きかける指導をおこなっておりますが、幼児期に体験させてあげたいと以前から考えておりましたトランポリン運動を実施してまいりたいと思います。
トランポリンてただ跳ねるだけの運動じゃないの?という疑問をもたれるかもしれませんが、とてもメリットの多い運動種目なのです。
ここではトランポリン運動の運動効果とねらいについて紐解いていきたいと思います。
なぜ10歳以下の子どもにトランポリンは有効なのか?
運動能力については、遺伝的要素もありますが、後天的な経験による影響の方が大きいと言われています。たとえば身長については遺伝的要素の割合は20%で、あとは後天的な栄養や運動経験によるものといわれています。
ところで、スキャモンの発達曲線によると、運動神経に関する神経系は10歳ぐらいまでにほとんど完成されます。一方筋肉などの発達に関わる全身系を見ると4~10歳ぐらいの期間は、あまり発達せず、第2次成長期の頃から急激に発達します。つまり4~10歳ぐらいの年齢では、運動神経は急速に発達しますが、筋力はそれほど発達しないと言うことが示されています。
まず、運動神経が発達するこの時期に、様々な運動を経験することが、神経系の発達に大きく影響します。逆にこの時期に運動を経験させないと、神経系の発達が十分行われませんし、後に運動嫌いになる可能性も高くなります。この時期にトランポリンを用いて様々な動作を行うことは、後の運動神経開発に非常に役立ちます。
ただし、運動を経験させるのは他のスポーツでもできます。しかし、トランポリンには他のスポーツにない優れた点があります。
スキャモンの発達曲線によると、筋肉などの全身系はこの時期にはあまり発達しません。つまり様々な運動を経験させるべき時期に、十分な筋力がないのです。しかしトランポリンは筋力の代わりに、バネの弾性を用いることにより、高い跳躍を生み出せます。トランポリンを使って跳躍し、空中で様々な動作を行うことは、地上での運動による効果に加えて空中での運動効果も期待できるのです。
国内において行われているメジャースポーツの多くは球技系スポーツです。野球におけるダイビングキャッチ、サッカーにおけるヘディング、バレーボールのアタック、バスケのリバウンド処理、ハンドボールにおけるシュート、テニス・バドミントンにおけるスマッシュなどでは空中バランス能力が求められますが、これらのスポーツで跳躍できるようになるのは、神経系の発達が完了した後に発達する全身系の発達が行われて純分な筋力が得られてからです。筋力が十分ではないが神経が発達する時期にトランポリンを用いて空中バランス能力を発達させておくことは、これらスポーツを行う上でも非常役立ちます。もちろん、スキー、スノーボードやフィギュアスケートのようにジャンプを伴うスポーツの素養づくりにも役立ちますし、トランポリンで開発したバランス能力は、様々なスポーツへと移行することが出来ます。
運動神経を開発し、将来各自が行うであろうスポーツの基礎運動能力づくりに役立てようとしていますので、将来子どもを運動好きにしたい人、多種多様な運動に挑戦させてあげたい方へとても効果的だと思います。
子供の成長過程において、身体各機能の成長・発達に十分に考慮した運動環境を与えてあげる必要があり、脳の発達から考えても、幼児期に様々な運動経験をしておく事が重要です。
スキャモンの発育発達曲線(図)を見ると、5~8歳頃(プレ・ゴールデンエイジ)に神経型が著しく発達するのがわかります。脳をはじめとして体内にさまざまな神経が張り巡らされていく大事な時期なのです。
この時期には、常に多様な刺激をからだが求める特徴があり、飽きさせないで楽しませるには、遊びの要素も含んだプログラムが必要です。
その他トランポリンがもたらす身体への効果
・5分間のトランポリンでジョギング1KM相当の運動効果
・体内の疲労物質(リンパ液)を循環・排泄し細胞の活性化、健康維持に
・姿勢を立て直し、動作を切り替える変換能力、リズム感覚、これらをスムーズに連結させる調整力が養われます
・ストレス発散、高揚感覚等こころのリラックスにも効果があると言われています
さらなる子どもの可能性を引き出せるよう常に心がけ指導にあたります。