退職を宣告したのにも関わらず面談をさせられている社畜JKは誰でしょう?
みなみです。
面談の詳細は恐ろしくてここに書くことすら憚られる。なんせ人を人と思わない企業筆頭なのだ。金を取れたらそれで良いと考えている悪魔システムに則り面談継続中。私に罪悪感が生まれないのかと問われればそんなことはないが私だって我が身が恋しい。最前線にて勤務しているのに背中を撃たれるような真似はしたくない。
退職までの残り日数を数える日々を送っていたそんな私に思いもやらぬ朗報が我が父によってもたらされた。
それは父自身が勤める企業の関連会社での面接を設定したとの電話が入ってきたのだ。急いで検索をしてみると恐ろしいほどに理系かつ専門性が高い。今まで文系畑を歩いてきた私は用語の一つも理解できなかった。既に不安がよぎるが、せっかくの話なので乗ってみることとする。
願わくば販売や営業職があらんことを。
公開求人は既に終了したところばかりだったので、職種や業務内容などの詳細は父と話すか、実際に面接に行かねば把握し得ない。しかし元々公開していた待遇内容は土日祝休みの上残業代が支給され、業績によっては決算賞与も出るそうだ。親会社のブランド及び規模から考えても倒産は想定しづらく、今の私が独自に転職活動をするよりはブラック率が低いと考えた。
何よりも現状と比較するとあまりにもホワイト過ぎる。
現ブラック企業で味わった艱難辛苦はそう簡単に忘れられることができない。繁忙期における多少の残業など些事だ。こちらは年がら年中繁忙期で残業代がゼロなのだから。
そういえば去年教室が変わった新人からラインが入った。
「うちの会社って残業手当つかないんですか?」
「はい」
返しながら少し涙目になっていたかもしれない。私はもちろんのこと、こんな会社と知らずに入社してきた彼女が不憫で致し方ない。なるべく早く次の会社を見つけられるよう、深く願う次第である。
少し更新の間が空いてしまったのは、単に気力が不足していたことと、その気力を回復させる為に全力を出していたということで見てくださる方には申し訳ない気持ちであると同時に、次なる挑戦が始まることを今ここに告知したく思う。