2021年9月4日(土)
先週の怪我はだいぶん癒えたけど首がまだ痛い。岩にぶつかったとき激しく当たったか変な角度で当たったのだろう。お陰でこの1週間ぜんぜん体を動かせていない。そんな訳で沢登りは自粛したけど久しぶりに山に登ることにした。
夕涼みを兼ねて前夜から高千穂河原に車中泊。夜はさすがにシュラフを羽織らないと寒いくらいだった。
夜中、ちょこちょこ車がやって来て、日の出狙いの登山者が早々に出発して行く様子が車外から伺えた。
僕は日の出狙いよりむしろ景色を見ながら登りたかったので4時30分に出発。山の中腹にはヘッドランプの灯りが見えていた。
石畳の道が終わって、山腹の登りに差し掛かる頃、空が少しずつ朝の気配を漂わせ始めた。
霧島市街の夜景とその先には桜島
ゆっくりと写真を撮りながら登って御鉢に着いた頃には完全に夜が明けた。
御鉢を終えて本峰の登りに差し掛かったところで振り返ると、ガスが御鉢を這うように流れて幻想的な雰囲気を醸し出していた。
6時25分登頂。天の逆鉾
夏といえどもこの時刻だと風が吹いたらTシャツでは寒いくらい。
30分ほど滞在して下山。もう御鉢を覆うガスは晴れていた。
ザレた登山道の下りでは、時折、足下がズルッと滑ってその度に首に痛みが響いた。
8時頃、駐車場に到着。日陰の斜面だったこともあってほとんど陽に当たることもなく涼しい時間に気持ちよく汗を流すことができた。
のんびり山を歩くのも良いものでした!(本当は沢に行きたかったけど)