2021年7月10日(土)
雨が降る宮崎市内、ミドリマンさんと二人で高千穂を目指して出発した。
岩戸温泉に立ち寄って、予定どおり17時前に今夜の宿に到着。
今回は、宮崎県民を対象とした宿泊割引、ジモ・ミヤ・タビキャンペーンを使って前泊して翌日沢登りをする計画。
宿泊したゲストハウスいわとは、沢部メンバーのKさんの会社がやっている宿ということで、今回も部屋の中で炭火焼ができる囲炉裏小屋を用意してもらった。
「今夜は9時お開き!」と宣言して宴開始♪
ところが、あっという間に9時が来て、次に気が付いたときはもう0時前。まあ想定内だったけど。
翌日に備えて日付が変わる前に強制終了して寝た。

翌朝、雲の合間から青空が見えている。いい沢日和になりそう♪
今日行く沢は祖母傾山系の大分県側の斜面を流れる秋霧谷。この斜面にはたくさんの沢があるからこの先も当分楽しめる。

8時15分に尾平を出発。しばらく登山道を歩いて8時40分に秋霧谷に入渓。

しばらく変化の乏しい沢歩きが続いた後、徐々に岩を乗っ越しながら登る場面が増え始めた。今日の水は冷たくない!
倒木に塞がれていた滝で、滝横の泥付きの岩を登る。途中に根を張っている親指太さほどの1本の木が手足の頼り(汗)
上でミドリマンさんがビレイしてくれているけど、「ビレイOK!」と言った後「折れた!ちょっとストップ!」とか叫んでいる。ビレイの信用できんわ(笑)

全員無事にクリア。沢登りは沢よりも高巻きの方が危ないことが多い。


標高750メートルで大きなナメが出現した。癒しもある渓。綺麗♪

ナメが終わった所からが登攀の醍醐味始まった。登れる滝が連続する。



標高900メートルにあるこの沢一番の滝。

登ってみるとしっかり階段になっているので難しくない。ただ中高年が沢で事故を、しかもこんな時期にしようものなら世間から大バッシングを受けることは必至なので、しっかりロープで確保して登る。

初見のトップで登るのは状態が分からないし、絶対落ちれないからしびれるねー


標高1010メートル。この滝が意外に悪かった。逆層で少しかぶり気味でヌメッた岩がいやらしい。


標高1100メートルで水が枯れたので左の尾根を辿って稜線を目指す。稜線まで標高差約300メートル。この脱渓がこの沢一番の核心かも。
12時ちょうど息絶えだえで稜線の登山道に出た。

最後にハプニング。
尾平トンネルにデポしておいた僕の車のカギを入渓口に置いたKさんの車の中に置いてきてしまった! ゴメンナサイ!
Kさんに尾平越を駆け下って車の回収に行ってもらうことなってしまった。Kさんほんとに申し訳ありません。
Kさんが息切らしている間、果報を寝て待つミドリマンさん

ちょうどいい所に宿もあるし!
今週も楽しみです
今度は後泊して時間を気にしないで反省会をしましょう♪