今年は早く梅雨入りしたもののタイミングよく雨の降らない週末が続いていて、そうなるともう沢が恋しい蒸し暑さだ。
ということで、今年の沢登りはじめました!
ミドリマンさん、Kさんと3人で祖母傾山系、古祖母山北斜面の三枚谷に向かった。
8時ちょうどに尾平を出発。
入渓口までしばらく登山道を歩く。祖母山~天狗岩の稜線はいつ見てもカッコいいな。
真夏なら歩いて行く時点で汗がダラダラ流れて、横を流れる川にすぐにでも飛び込みたくなるところだけど、さすがにこの季節はまだそこまでないな。ていうかこの日はちょっと肌寒い。
25分ほど歩いて三枚谷の入口に到着。標高670メートル。沢の水に足を浸けるとキュッとする冷たさ~
今シーズン1本目、それでは登りましょうか! ワクワク♪
前半はウォーミングアップにちょうどいい感じの斜滝と手頃な段爆が交互に現れる感じ。
真夏なら水芯のバンドを滝に打たれながら登るような箇所も今日はなるべく濡れないように端を登る。
釜も浸からないように左右から巻いて滝に取り付いて・・・
それでもときどきシャワーを浴びて「あー濡れてしまったーーー!!!」って沢登りに来たんじゃないんかい?!
標高900メートル辺りで、高さ10メートルほどの顕著な滝が現れた。
ここも濡れないことを優先したライン取りをしたものだから、岩がヌメっていて怖えー
ロープを出して登るとそれなりに時間が掛かってしまう。3人が登り終えたときには体が冷え切ってしまって奥歯ガタガタ
次は視界の奥まで続く連曝。小鳥のさえずとも相まってなかなか癒される渓相だ。
陽だまりに出たところで休憩。沢に浸かりっぱなしの足の指先は感覚が麻痺している。日光浴が気持ちいい
一息入れたところでさて進みましょうか。寒さから回復した体をまた水に浸けるのは勇気がいるなあ。まあそれも一回濡れてしまうまでのこと。
標高1000メートルの二股では右股を選択した。
右股に入ると水量は減り谷が狭まってきた。ただ地形図のとおり斜度が立ってきて小滝が続く。
標高1100メートルの分岐を左俣に進むと水の流れはほとんどなくなった。そろそろ終焉か?
ところがヌメった足下がたちが悪い。しかも岩が剥がれる。足の指先で岩を掴むように力を入れて登らないとツルっといってしまう。
最後は浮石だらけのガレた谷を詰める。さっきまで寒さに震えていたのが嘘のように暑い。
最後、大きな岩壁にぶち当たった。これは登れないな。
巻き道を探して岩壁の下をリスキーにトラバースしていると、それほど大きくない岩を落としてしまった。下の見えない所から岩が転げ落ちる音。その音は大きな岩塊が落ちていく音へと変わっていった。どうやら大きな落石を誘発させてしまったみたい。ヤバイ
下から登って来ていたKさんに声を掛けると返事が返ってきた。良かった。ホッ
岩壁を高巻いて上に出ると谷を抜けた。そこから25分ほど樹林帯を登って登山道に合流。
沢登りの最後の詰めはいつも苦労させられるね。 12時15分、遡行終了。
今年一発目の沢、無事に登れて楽しかった。
ただ100%満喫するならやっぱり太陽がジリジリする真夏の日照りの日がいいね。
ナイスリードありがとうございました😊
リードは交代交代ということで、次回はsobo1810さんからですね♪ 😬
やはりシーズン初めは肩慣らしが必要ですわ。
ベニガラの前にもう一本行きたいですね。
肩慣らしには手ごろな沢ではなかったでしょうか。
僕は毎週末okですよ!ミドリマンさんのトライアスロンのトレーニングしだい。たくさん行きたいですね♪