理系オセラーの気まぐれ日記

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけていきます。

馬券検討に必須の調教データ

2021-02-04 07:55:44 | 競馬研究
今日は競馬研究の第3弾です。
写真1は、ある日の東京競馬場です。

【写真1】東京競馬場(2019年5月25日撮影)


さて、競馬研究のゴールは、もちろん高配当の馬券の的中ですが、
馬券を検討する上で必須と考えられるのが「調教」と「パドック」であることに、
今更ながら気が付きました(笑)

なぜ必須なのかというと、過去の競争データはあくまで過去の履歴であって
競走馬の潜在能力を見るにはよいのですが、問題はその馬の今回のレースでの走りです。
馬は生き物ですから、当然その日の調子の良し悪しといったものがあるわけです。
そこで、大事になるのが「調教」であり「パドック」の検討なんですね。

そこで、今回は調教について少し考えてみました。
JRAの競走馬は、茨城県にある美浦(みほ)トレーニングセンター(トレセン)か
滋賀県の栗東(りっとう)トレセンに所属することになっていますが、
出走予定の各馬はレース直前の4~5日前に、このトレセンで「追い切り」といって
調教コースで走らされて走破タイムが計測されるのです。

それぞれのトレセンには、いくつもの調教コースがあって、それぞれに特徴があります。
美浦・栗東ともに、坂路、ウッドチップ、ポリトラック、ダート、芝の調教コースがあります。
レース開催の前日~当日朝のスポーツ紙や競馬専門紙には必ず調教欄があって、
ここで計測された数値が掲載されるわけですね。
写真2は某スポーツ紙の調教欄の一例ですが、専門紙では、もっと細かく掲載があります。

【写真2】調教欄の例(サンスポ)


このように、出走各馬について6ハロン~1ハロンの追い切りのラップタイムが掲載されます。
なお、1ハロン(1F)は、200メートルを表します。
例えば、コースにも依りますが、1ハロンを「馬なり」で12秒以内のタイムで走ったなら、
かなり能力は上位であると考えられるとか云々。

そんなわけで、私はここ一週間ばかり、何冊か調教に関する解説本を読んで知識を得たのですが、
私の側から見れば、これはあくまで机上の論であって「知識」に過ぎません。
だから、実際に馬券を検討して的中に結び付けることができたなら、
それが本当の「スキル」というわけですね。


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