思い起こせば、去年の今頃でした。
正確な日にちは記録がありませんが、1年前の11月半ば、小さな来客者が突然この家の庭にウロウロし始めました。
何もない庭ですが、当時から家の裏に野菜くずだけを捨てているなんちゃってコンポストを作っていて、刈り取った雑草や土の山に埋めて処理していました。そのころ、どうも見る度に直径20cmぐらいの穴があいている…。
最初は、カラスの仕業だと思っていたんですが、カラスが近寄った形跡もなし。
そして、とうとう目撃しました!この子が犯人だったのです!
ちょうど両手を突っ込んで穴をホリホリしている真っ最中…。
後ろから「あ!」っとワタシ。「えっ!!」とネコ。
手はそのまま土に埋めたまま、振りむいたのがにゃあ子でした。
御覧の通り、最初から人懐っこい子で、何の疑いもなく私達のことを受け入れている様子。絶対に人に飼われていたのだろうと確信できました。
後からご近所に聞いて回っても、みんな「突然やってきたよね」。捨てられてしまったのか、何かの理由で逃げ出して迷子になってしまったのか…。首輪はしていませんでした。
今よりももっと、自分から膝や胸にジャンプしてきて、抱っこして!!と愛情を全面に表わしていました。愛情に飢えていた、という方が正しいかな。
今ではすっかり家の家族です。
縁あって、我が家に来てくれて、ありがとう、にゃあさん!
今より少し若々しいかしら?
ポリポリポリ。
人の手を怖がりません。
自分からスリスリスリ。膝に乗りたがる。
やった、膝乗り成功!
小さく、ピ、ピース♪
そして、数日後にはパパ氏の部屋まで侵入を許されたのでありました。
(その後ずんずんと家を占拠…ウニャ。)
今日は一年前のにゃあさんとの出会いを振り返りました