ノラネコライフ

いつの間にか我が家で寝食住する
野良猫にゃあさんの日記

里親募集に応募 Step 9 正式譲渡〈完結篇〉

2020年06月25日 21時22分00秒 | ちび
お世話になっている動物病院から里親募集が出ていた生後11ヶ月のちびちゃん。2週間のトライアル期間が無事に終了しました。

初日はお互いに

シャーーー!
ウゥゥゥゥゥーーー!

の応酬が続き、夜中に暴れまわる時も、先住猫のサクがちびを追い回し、近づけばちびがシャーーー!!と威嚇。

結構な迫力に押されサクが退散、の繰り返し。

3〜4日はそんな夜が続き、何かのきっかけで本気の喧嘩になるんじゃないか⁉︎と心配だったので、リビングに布団を敷き、見守りながら(というより轢かれそうになりながら)一緒に夜を過ごしました。

1週間ぐらい経ったころ

気がつけば、あれ?
シャーーーって言わなくなったよね?
ウゥゥゥゥゥーーー、も聞かないな?

そう思っていたら、

あら?
サクが、ちびが、
お互いに距離を縮めているよね?

あれ?
今、鼻と鼻でクンクンした??





あれ?
今、サクがちびのお尻クンクンしたよね⁉️






あれれれれ⁉️

と知らず知らずの内に2人の仲がどんどん良くなっているのでした

10日も経つ頃には、逃げ回っていたはずのちびの方から「あそぼーあそぼー」とサクにちょっかいを出す始末。

サクはちょっとめんどくさそうにプイッと行ってしまったり、軽くあしらう感じに変わり、その内自分だけ許されている2階の(人間の)寝室に入ってゆっくりお昼寝。

ちびちゃんといえば、どこかに入り込んで迷子になりそうな心配があったので、まだまだ1階のリビング限定。

一緒に遊ぶ時間と、少し離れて自分の時間があるメリハリが有る方が付かず離れずで、なんとなく良いのかも⁈

…っていうのは人間と一緒ですかね。











さて、動物病院からちびをお預かりしてからちょうど2週間が経ったその日の夕方、約束通り病院からお電話をいただきました。

電話口にはお忙しいはずの院長先生❗️

やーっぱり秘蔵っ子のちびちゃんの様子が気になるのね〜。

これまでの経緯を簡単に話し、トイレも2日目からちゃーんとトイレでできますよ、2人とも急に仲良くなってきましたよ〜、お布団を敷くとゴロンゴロンして、スリスリしてきて、とーーーっても可愛いですよ❣️とご報告。

「では、このまま飼っていただけますか❓」

の質問に、

「もちろんです‼️」

と勢い良くお返事致しました。

譲渡契約書には既にサイン済みですし、元々病院にお世話になっているので連絡先もわかってもらっていますので、お互いに連絡が取れなくなるような心配もなく、この電話連絡で正式な「譲渡」となりました。

里親決定です❣️

わーい❣️

ちびちゃん、正式にうちの子になったよ❣️

これからは家族だよ
末長くよろしくね




里親募集に応募 Step 8 先住猫との夜遊び

2020年06月15日 17時00分59秒 | ちび

いつもお世話になっている動物病院から里親募集が出ていた11カ月のちびちゃんのその後です

先にお伝えした通り、トイレトレーニングは3日目にしてスッキリと完了しました。

その後も一度も粗相をしたことはなく(一回だけお尻にうんちがついちゃっていたのか、トイレの外にポツンと落ちていたことはあり。これは致し方なし)上手なものです。

むしろ一番心配していた、先住猫であるサクちゃんとの相性ですが・・・




これも、結論からすると1週間から10日ぐらいで、ほぼ問題なしと思われるところへきました

初日はうーうーうー、シャーーーー!!とやりあっていましたが、その日の夜中から、まぁ〜〜〜〜遊ぶ遊ぶ!!



2匹で追いかけっこが激しくて、リビングの真ん中に布団を敷いて見張っていた私は、高速道路のど真ん中に寝ている気分で、轢かれそうで怖い怖い。時速 40〜50kmは出ているんじゃないだろうか

ドドドドドドド

ドドドドドドド

ドドドドドドドドーーーーー

うひゃ〜〜寝れるわけないな、こりゃ。

太陽が昇る頃、4時〜5時ぐらいにようやく疲れてくるのか、動きがトロトロしてくる。

ぽとん、と床の上に落ちている猫と猫。

ああ、ようやく電池が切れるのですか??めでたい。

お疲れ様、ワタシ…。



そんな日々が2週間近く毎日毎日毎日続き、とうとういつの間にか、あれ?シャァァァーーーー、言ってないね?という時が訪れたのです

そもそも、2匹目を保護したい、何か良い縁があれば、と思い始めたのはサクちゃんに独りぼっちで寂しい思いをさせたくない一心だったので、その目的は一瞬にして達成。この家にちびちゃんが現れた瞬間から、サクちゃんは全く持って暇人ではなくなったのでした

歳が下でまだまだ幼く、遊び盛りのちびちゃん。毎日果敢にサクちゃんのそばに行ってはちょっかいを出し、遊んで、遊んで、とおねだりしています。キャリーから出てこなかった、尻尾の下がったあの日の姿はもう全然みられません。

この家に来てもらってよかったよ


里親募集に応募 Step 7 トイレトレーニング完了❗️

2020年06月10日 09時24分00秒 | ちび
動物病院から里親募集に出されていたちびちゃん11ヶ月。トライアルまだ1日目ですが、最初の夜を迎えました

お迎えに行く前日、最初に顔合わせをした時に院長先生から聞いたプチ衝撃宣言…

「ちびちゃん、トイレ出来ません。」

え?

11ヶ月なのに?

以前うちで離乳までお世話し里子に出したにゃあさんの4匹の子猫たちは、生後2ヶ月前ぐらいに離乳とともに固形の💩が出始める為、トイレトレーニングを始め(それまではなんとお母さんであるにゃあがお尻を舐めてオシッコを処理してあげる)ドタバタを繰り返しながらも、トイレを覚えたものでした。

どんなエサが好きですか?
トイレの猫砂は今まではどんなのを使っていましたか?

一番聞きたかった質問に対する答えが、

「猫砂でトイレ出来ないんです。
タオルとかが好きで、粗相をしちゃうかも。」

という返答。

…。。。

うーーーん、そうですか。
それはどうやって覚えさせるとよいかな。

後で想像したのは、生後2ヶ月ぐらいで保護され、病院で手術を受け、完治するまでの間はケージで過ごしていただろうし、その中でシートなどでトイレしちゃっていただろうし、その後も多頭飼いの環境に馴染めず病院に出戻った、ということで今回の里親募集なので、トイレトレーニングどころではなかったのか??

謎が謎を呼んでいましたが、まあ、なんとかなるでしょ、と思って深く考えなかったのですが…

実際に最初の1日で、考えが甘かったか⁉️

好きだというタオルと、トイレシートを試しに入れて専用のトイレを用意はしていたのですが、サクのトイレと同じ「洗面所」に設置していたのが敗因。


ピリピリ

ちびちゃんを観察していたのは「リビング」なので、家の構造もわからず、トイレの場所もわからず、キャリーから半径2メートル外に出る勇気がまだないちびちゃんが本来のトイレに行けるはずもなくて。配慮が足りなかったです。ごめん。

ということで、夜中の2時、リビングの真ん中に布団を敷いて寝ていた私の鼻にツーーーンとした異臭が…

ああーーー、やられたーーー!

そりゃそうだよね、ほんとにゴメンね。トイレ行きたかったよね、トイレ見つからなかったよね。マット的なもの、ここ選んじゃうよね、という窓際でやっちゃっていました。



し、しかも両方。
しっかりと。
オシッコはジャージャーで、
💩は巨大!
に、人間か⁈

手前がごちゃごちゃですみません、バランスボールやらインドアバイクやら。その下に敷いていた黒いマットめがけておトイレを済ませてしまっていたのでした

うぉぉぉぉ…。。。

ガックリ

わかりました、
おトイレ、そこにおきましょ。

夜中の2時過ぎにちびちゃんの粗相を片付け、水拭き掃除やらアルコール消毒とかをし、さらに、そのオシッコ洪水を染み込ませて拭き取ったトイレシートを「匂い袋」としてトイレに入れ、同じ窓際に設置しました。

最初から、こうしたかったよね。
けど、「匂い」ゲットできたから収穫よね。

2日目
リビングにトイレを置いて、再スタートです。中にはトイレシートと、初日の粗相を処理したペーパー類をいれたビニール袋。


匂い袋があるおかげで、次のおトイレはすんなり‼️この中でしてくれました。そして、本能ってすごい、ちゃんとオシッコの後には前足でカキカキしてるんです。

なーんだ!
ちゃんとカキカキできるんじゃない!
だったら、砂、出来るよね⁈

ということで、3日目
さっそく猫砂をトライ


再びしっかり臭いが染み込んだ2日目の
トイレシートを匂い袋にして一緒にトイレに入れます。(ビニール袋に入れて軽く縛る、そのままだとさすがに人間にとって臭すぎるので)

猫砂はお試しで少な目に。

最初の心配は何処へ。
3日目にして猫砂でおトイレ成功です!!

なんだ〜
ちゃんと出来るじゃない!!
エライ、エライよ〜

4日目からの猫砂トイレ
砂もタップリにしました

タップリ


猫砂トイレとワタシ、な、ちびたん


俺も使うぜ!とサク。ま、それは良しとしよう。



その後しばらくはリビングに布団を敷いて寝る私ですが、トイレ問題はこれですっかりスッキリ解決してしまいました。

残るは2匹が仲良く過ごせるかどうかです。

里親募集に応募 Step 6 トライアル初夜

2020年06月08日 07時19分00秒 | ちび
動物病院から里親募集に出されていたちびちゃん。トライアル初日の夜を迎えました

日中はキャリーからほとんど出ず、出ても直ぐに戻り、じっとする時間が多かったちびですが、さすがにお腹も空いて来ただろう、と夕方ご飯の入ったボウル🥣を差し出すとカリカリカリと控え目に食べる。

おお、いいねぇ、いいんじゃない?

キャリーから姿を現す

その姿は、まるで…

カワウソ⁉️

フェレット⁉️

地べたを這うように、身を低ーーーーくして素早く歩くので、脚が極端に短く見える。

尻尾は完全に下を向いて、床を擦るように低姿勢。

この子、脚、短くない???

最初は本気でそう思って心配する程、体を小さく屈めているのでした。

キャリーから出ると、一目散にテレビ台の後ろの隙間に隠れる。

ラックの下の隙間10センチに身体をねじ込む。

重なったサーフボードの間に長ーくなって身を潜める。

などなど、とにかく見えないところに、見られないように隠れちゃうのでした。


ありゃ!どこ行った⁉︎

あ、いたいた

わからない所に入り込んで行方不明になると困るし、夜中に喧嘩し始めたら一大事なので、リビングの扉を閉めて出さないようにして、床に布団を敷いて寝る事に。

そして、想像以上に2匹が暴れ回る嵐のような夜を迎えるのでした…。

里親募集に応募 Step 5 トライアル初日

2020年06月06日 13時47分00秒 | ちび
先住猫サクちゃんとご対面した、新入りちびちゃん

先ずは日中、一日過ごしてみて様子を見てみることに。

どうしても喧嘩ばかりで、傷つけるほどやりあっちゃうとか、問題があれば夕方に動物病院に連絡したり、連れて帰ったりする、という話になっています。

どういう状況だと、トライアル🈴💮となるのですか?という質問に院長先生は、

「無視し合っても、お家の別々の場所にそれぞれ居たとしても、同じ空間の中で共存出来るようであれば合格です」

とのこと。

むむー。深いわ。

それって、人間にも言えそう(笑)😅

身体的に傷つけ合わなければいいのね。仲良くなって一緒に遊んで欲しいんだけどな。


近づくサク 
クンクンクン
シャァァァーーーー(ちび)

じーーーー

キョロ

ノソ、ノソ、ノソ


ナーーーー

耳ピン

キョロキョロ


夕方までは、2匹ともお互いを様子見し続け、ちびちゃんはちょこっとキャリーのそとに出てみては、戻り、出てみては、戻りを繰り返しました。

病院には、問題なさそうなので、一応このまま一晩過ごしてみて何かあればご連絡します、とお伝えしました。☎️

里親募集に応募 Step 4 サクとご対面

2020年06月05日 08時41分00秒 | ちび
ちびちゃんを自宅に連れて帰りました。

キャリーの中ではどの猫も同じ、
ああーーーううーーーと落ち着かない。

3分で着くからね、ちょっと待ってね。

おうち到着〜

今日からここがアナタのお家ですよ。大丈夫かな?

ご、ご、ごたいめ〜ん

ううううううう
うううううううううう
ううううううううううううう💢

やっぱり…出てこにゃい

むむむむむむ
じとーーーーーー

むむむむむむむーーーー
あいつ誰だよーーーーーー

じぃいいいいいいーーーー

じとーーーーーーー

睨み合いは続く。
(半日ぐらいこんな感じです)


里親募集に応募 Step 3 お迎え&譲渡契約書

2020年06月01日 21時15分00秒 | ちび
病院での顔合わせの翌日、いよいよちびをお迎えに行くことに

にゃあさんもサクちゃんも愛用の、ハードキャリーを持って病院へ向かいました。

どんな展開になるのか不安だった為、仕事も午前休を取り、準備万端です。

病院ではもう前日に詳しい話を済ませていた為、今日は呼ばれたらキャリーに入れてお預かりするのみ。

先ずは1日様子を見て、夕方まで問題がなければそのままお泊まりにし、更に最長2週間様子をみる、ということになっています。

ちびちゃんは、大事にしてくれていた院長先生に「行ってらっしゃい!おうちの子になれるといいね〜」と送り出して貰いました。

さてここで、そのまま帰るのではありませんでした。んん?引き止められたぞ、なんだろう?

帰る前に受付で「譲渡契約書」にサインと押印をしたのでした。

簡単に言うと「責任を持ってお預かりし、トライアル期間に家族や先住動物と相性が合わなくて飼育困難と判断された場合はちゃんと猫を返還すること」という内容です。

その他、飼育を続けることになった場合にも責任を持って飼育するための条件が具体的に書かれています。

トライアル期間中の猫の所有は動物病院ですよ、ということを明確にするものだったのですね。

これは契約書なので、その場で2通に同じようにサインと押印をし、1通を病院、1通をうちで保有する、となりました。

へぇぇー
ほぉぉー

なるほどです

世の中いろんな人が居ますからね。ちゃんとされているので安心しました。

さて、帰ってサクちゃんとご対面ですよ。