志段味古墳群

2014年07月08日 | Weblog

その存在を知ったのは小学生の頃。

しかし、その頃の志段味地区は、山。森。雑木林。

小学生の手におえる地域ではなかった。

 

最近、宅地造成が進み、そのための再調査や再発掘が行われ、

俄然、全国的に注目を浴びている。

 

遺物の数々が名古屋市博物館の常設展に加えられたことを知り、

行ってみることに。

ガイドをしておられた方と、守山区の古墳の話で大いに盛り上がり、

志段味大塚古墳はちょうど今、発掘が行われているので機会があればぜひという言葉を受け、

午後から早速行ってみた。

帆立貝式古墳と呼ばれる前方後円墳の一種。

その後円部の発掘現場。

葺石(ふきいし)と円筒型埴輪が確認できる。

さらに前方部を墳丘頂上より。

大正12年に京都大学によって発掘調査が行われ、石室2室が確認された。

その時に、馬具や刀剣など出土したらしいが、現在どこにあるかは不明らしい。

 

発掘を行っている方々から興味深い話もたくさん聞くことができ、

実に充実した成果を得ることができた。と思う。

コメント (2)
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