鹿角市の花輪町のあかね蔵に「むらさき・あかね工房」が1月13日にオープンしました。「十和田八幡平草木染の里づくり実行委員会」の会員がボランティアで毎日交代で染めを行っています。サロンにもなっています。是非、遊びに来てください。
14日の当番の日に茜染めに挑戦してみました。
絹のストール … 35g
インド茜 … 45g
椿灰三番汁 … 360cc(三番出しの液だったのでもう少し多くした方が良い)
酢 …160cc
・今回は本を見ながら先媒染で染めてみました。
・8リットルのぬるま湯(30~40度)に椿灰汁120ccと酢100ccを加え、媒染浴を作り、ぬるま湯に漬けておいた布を入れ20分間繰る。
・インド茜を細かく切る。(チップのほうがいいかも)鍋に3リットルの水と酢20ccを入れ30分間煮る。それを漉す⇒1番液
・また2リットルの水をいれ酢20ccを加え30分煮出す。それを漉す⇒2番液
・次に1リットルの水を入れ30分煮出す。それを漉す⇒3番液
・1~3番液をまぜ茜の抽出染を作る
・8リットルのぬるま湯に茜の抽出液を400cc加え、染浴を作る
・先媒染した布を軽く洗い染浴に入れ20分間よく繰る。
・次に媒染浴に120ccの椿灰汁を加え、布を軽く洗いし、媒染浴に入れる。20分間よく繰る。
・次に染浴に400ccの茜の抽出液を加える。20分間布を入れてよく繰る。
・媒染 ⇒ 3回 ・染め ⇒ 3回 を繰り返し、最後は染めで終了する。
・よく水で洗い、乾かす。
とても素敵な茜色に染まりました。
今回の反省! 綿のハンカチも染めたのですが、酢を入れ、先媒染で同じように染めましたが、色があまり入りませんでした。
今日の教訓! やはり布の種類に合わせた染色が…。綿の場合は酢を入れずに後媒染がいいのでは…と感じました。