チュニジアの素顔

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チュニジアの世界遺産:カルタゴの考古学的遺跡4

2006-09-21 01:03:45 | 旅行記
ローマは118年に亘る3次のポエニ戦争に勝利し、大量の塩を撒いてカルタゴを徹底的に壊滅したが、1世紀後の紀元前29年に植民市として復興しました。
2世紀頃には巨大な建造物も造られ、ローマ帝国第3の都市になりました。

2世紀にアントニヌス・ピウスによって造られたのが写真の共同浴場です。
東京ドゥーム3個ほどの広大な敷地に、100を超える部屋が造られ、温浴、水風呂、サウナ、プール等々の施設が造られていました。
床はモザイク、柱には彫刻、壁には画等贅沢な造りでした。
現在の遺跡はユネスコの協力で1980~1988年に復元されました。

カルタゴで使う水は、60km離れたザグーアンから水道橋や地下水路で132kmの道程を運ばれました。

現在は共同浴場の隣が大統領官邸になっており、カメラを向けることが出来ません。
日本大使公邸なども近くにあり、この辺は高級住宅地になっています。

詳しくは「チュニジアの素顔」をご覧ください。
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