青山氏は常時、ブルーリボンバッジをつけています。
拉致問題の解決は、最後の一人を取り返した時と言っています。
交戦権を認めていない日本では、各国になめられていると。
憲法改正の要を唱えているのだなと思いました。
しかし、武力の行使はいかなるものかと思いますね。
やはり対話により、取り返すというのが正しい方法だと思うのですが。
安倍首相とも親交が深いようで、一度失敗に終わった安倍首相は
命をかけて戦う人と評価しています。
硫黄島の遺骨問題、「白梅の塔」の話、ペルーの人質事件等、
実体験に裏付けされた、パワフルで説得力のある話の数々に、時には
涙をさそいます。
さらに、福島原発事故取材での話。
様々な過去を引きずっている19~67歳の作業員たちが命がけで
作業を続ける中で言った言葉
「人生が変わったよ」
これは、まさしく人のためにやっているという自覚、
自分のことよりも、人のために命をささげるという
”日本人の根っこの魂”は失われていないと力説していました。
調べてみると、根底にあるものはさておき、氏は相当破天荒というか、
人並みではない人物のようです。それが良い方へ行った例でしょうね。
主権在民・民主主義とは、多数決の論理が尊重されるというのではなく、
「目の前のあなたが大事なのですよ」ということだと。
これには、その通りだと。
自分の幸せのみを追い求めるのではなく、目の前の一人の人間を大切に、
一人を救っていく、このことが人生にとって最大の価値であり、人生の
目的でもあると、私も常々考えています。
それには、利他の精神で勇気ある行動・実践へと踏み出さなければなりません。
これが難しいのですが、私が、あなたができること、小さな一歩を積み重ねて
いかなければなりません。氏は、ご本人のことを実務家と言っていますが、
行動し実践する姿には、拍手を送りたいと思います。