未亡人の独り言

夫が突然、糖尿病に。そして、膵臓癌へ…
2009年6月22日永眠。未亡人になりました。

調書

2010-05-16 19:37:13 | 独り言
去年9月、うちの娘がひったくりの被害に遭ったんです。
で、その犯人が捕まって被疑者の家宅捜索したら、娘の持ち物が出てきたので、確認してほしい…と警察から電話がかかってきたのがGW前…
娘に伝えるも
「めんどくさい」等と言って行きたがらない。
絶対返してほしい物はなかったので、言わんとすることはわかるけど、その大した被害でないのに被害届出したのは自分なんだから「責任取りなさい!」と諭すこと10日以上。
刑事さんにこれ以上ご迷惑かけるわけにはいかないので、私が一人で行くことにしたのですが、軽く娘を騙して一緒に行くことに成功!
14日に行って来ました。

調書を取るとあらかじめ聞いていたものの、14時の約束を13時30分に到着して、すぐ始めたのに、終わったのは17時過ぎ!
長かった~!

被疑者の家から出てきたものの確認だけでなく、被害に遭った時のことを詳しく、細かく聞かれ…。
持ってた鞄の形状、大きさ、持ち方(右手か左手かとか)、その時の犯人の顔を見たかどうか、特徴は?
ビックスクーターに乗ってたらしいんですが「ビックスクーターってどんなもんか知ってるの?」とか…。

犯人はフルフェースのヘルメットを被っていたと証言したんですが、「後ろ姿しか見てないのに、なんでフルフェースってわかったの?」とか…。

ヘルメットに関しては、あまりしつこく聞くから、「犯人の持ってるヘルメットはフルフェースじゃないんですね?」って私が聞いたら、「…そうなんです。今のところフルフェースは出てないんですよね」と言われました。


被害に遭った時の様子を警察署の駐車場で再現して写真撮ったり…。

話を聞かれたのは、会議室みたいな多少広い部屋だったんですが、途中から同じ部屋の片隅におばあちゃんと刑事さんが来て、昭和25年生まれの娘がいるけど、住所がわからない。電話しか連絡する手段が無いとか話してて、家出人捜索でもなさそうだし…と思っていたら、そのおばあちゃんが万引きして、家族に迎えに来てもらう為の話だったらしく「娘には絶対連絡しないで!娘に知られたら私死んじゃう!死ぬのは簡単でしょ?」とか喚いていました。

ちなみに86歳のおばあちゃんでした。

刑事さんは根気よく話を聞いていました。

娘の担当の刑事さんも、ポイントカードなど、何の価値も無い物の為に調書取ったり写真撮ったり、私達が帰る時も「一日かかってしまってすみません!我々もこれで裁判に書類提出して、犯人を処罰したいと思います!」とか熱いこと言われて、思わず「ありがとうございます。こちらこそ、こんな娘のつまらない物の為にお手間取らせてすみません。ありがとうございます」と言って帰宅しました。

あらためて主人を尊敬することもできました。
コメント (2)
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