主人の考え、私の考え

手術を受けないよりは、受けた方がいいってことだな…と主人は言ってました。
つまり受けることに割と前向き。あとはタイミングの問題で、抗がん剤飲み終わり2,3週間後がベストらしいのですが、入院期間が4-6週間、長いと二ヶ月にも及ぶらしく、職場の人事異動の時期なので、新しい課長と挨拶してから入院したいとか言っちゃって、４月が希望みたい。
ただ先生が見てきた患者で、主人のように薬が効いて、手術することになったのにモタモタしていたら体調悪くなった方がいたそうです。
やはり、やるなら来月末か３月初め？
私は手術反対です。なんかリスクの方が高い気がします。
旅行も行けなくなりそう。難しい選択ですね…

巧みな話術

手術する＝悪いところを取る＝治る
これが主人の考えでした。80歳まで生きちゃって私に残す遺産は無くなるとまで言ってました。
ところが、手術してもしなくても余命は変わらないかもしれないとまで言われ、本人ショック受けてると思います…と私が先生に言ったら、主人は横で「うん、う～ん」と唸ってました。
一度、診察室を出て廊下で待たされ、改めて呼ばれ、「膵頭十二指腸切除術についての説明書」という紙を渡されました。図で説明出来ないのが残念ですが、膵臓の先端部分のみならず、十二指腸、胆管、胆のう、胃の2/3を切除するそうで、手術時間は約8時間！
三本の指に入るほどの難しい手術だそうです。
「ヘェー、8時間？！ハハッ」と笑っちゃった。
その時私の脳裏に浮かんだのは「ドラマ白い巨搭みたいに手術の様子を上から見学できないかな？」でしたf^_^;
ひとまず次回の診察(2月8日)までに考えて来ることになりました。
最後の最後に先生が「まあ、私の個人的意見としては手術した方がいいと思いますよ」でした。
さんざん落として最後に勧める！
素晴らしい話術に私はメロメロでした！
さて、主人の決断は？！
つづく

手術の効果

行ってきました！
外科の先生とっても良い方でした。
まず病期のステージですが、残念ながら変わらず4Bだそうです。これはリンパに腫れ(つまり転移)があり、これがあると4Bと診断せざるをえないそうです。
また腫瘍のサイズはCTで見てもよくはわからないそうで「印象として」小さくなってるとのこと。ただリンパの腫れは入院当初よりひいてきてるらしく、これは薬が効いてるからだそうです。
では何故まだ4Bなのに手術という選択肢が出てきたか？
外科の先生いわく、あのまま治療しなかったら、今もうこの世に存在してなかったでしょうと。それが薬の効果で体調が回復し、ここで切除して更に薬と併用することで、より良くなる可能性が出てきたということ。
しかし、このまま薬を飲み続ける場合とどちらが長く生存できるかは残念ですがわかりません…とおっしゃいました。
なんだか、のっけからマイナスな話が続き、揚げ句の果てに「手術したら絶対悪くなりますよ」と明るく言われました。「だってそうでしょ？胃癌だって大腸癌だって、その臓器を取っちゃうんだから、今まで通り食べられなくなったりしますから、体力は落ちますよね。例えば、骨折して歩けなくなりました。手術しました。歩けるようになりましたっていうのとは違います」とナイスな例え！
腕に骨肉腫ができました、腕切断しました、腕無くなったから今までとは違う、それと一緒だと。
そして、この先生の巧みな話術はまだまだ続きました。
つづく

高校受験

昨日は、娘の公立高校の受験日でした。
毎日パソコンの前にかじりつきメールばっかりしてたんだから当然ですが、出来なかったそうです。
昨日の試験は、面接と実技試験で内申点を加算して合否が決まりますが、来月の試験は筆記試験なんです。昨日のが自信ないなら、次の筆記試験に向けて勉強すればいいのに、昨日もまたパソコン！
頭にきて怒りました！
おまけに交通費のおつりを返さない！
うちの娘はお金にルーズなんです。
ついでに中一の息子にも最近のだらし無さを怒ったら、部屋に鍵かけちゃって外から開けようとしてもドアを押さえ付け開かないようにされて、本当にムカつきました！
そんなことしてたら寝るのが遅くなって、今朝は寝坊しちゃいました(主人は起こしてくれません)
息子は大好きなサッカーのためなら早起きできるので、朝練に行きましたが、娘は起こされても起きない病気なので、今朝も寝てました。ほったらかして私も仕事に出ました。
きっと今日も無駄欠席ね。
彼女が一年生の時、中間テストなのにわざと起こさずテスト受けられなかったこともありました。
母を怒らせると恐いのだ!!

遺言状

遺言状を作成するにあたり、必要な書類(マンションの登記簿謄本と戸籍謄本)を郵送で取り寄せ、あとは主人に再度公証役場へ行ってもらわなきゃ！
と思い「明日、行ったら？」と促したのが一昨日でした。
「一人じゃ行きたくない」と子供みたいなこと言うので、弱ったなぁ…と思っていたんです。
私は、なかなか主人と休みを合わせられないので…
しかし、昨日先生から手術の話を受けたので「手術受けるなら早く書いてね」と言ったら「うん」と言ってくれました！
外科の先生のお話を聞きに行く日、主人も私も仕事は休むので、行って来ようと思います！
医療事故で手術したがために死んじゃったら困りますからね。
主人が、手術したら治りますか？と質問したら「わかりません」と言われたそうです。
再発も有り得るから、やはり私は気がすすみません。

手術

今日の診察で「手術」を勧められたそうです。
薬は癌を抑えてるだけで、これから先いつまた悪くなるかわからない。
体力のある今のうちに手術を！とのことらしい。
あんなに受けたくないと言っていたのに「受ける」と返事をしてきたそうです。
で、来週31日に外科の先生のお話を聞きに行くことになりました。
私も行ってきます！
「不安だなぁ」と主人は言ってます。
とりあえず、話を聞いてきます。

3人に1人

昨年「がん対策基本法」が施行され、日本対がん協会が設立50周年を迎えるなどあるせいか、我が家に届く朝日新聞には「がん」にまつわる記事が目立ちます。
いや、癌が身近になったから目に留まるだけかもしれません。
日本人の約3人に1人は、がんで亡くなっているそうです。
誰がなっても不思議じゃないですね（笑）
検診により早期発見が望ましく、国は受診率50%を目指してます。
胃癌、乳癌、子宮癌など特に有効らしいですよ。
すい臓癌は難しいですけど…
新聞にはこうも書いてありました→癌による死亡の急増には、高齢化の影響もあります。高齢者ほど、がんによる死亡が多くなる傾向があるからです。

特に専業主婦の方、自主的に検診受けないとね！

じ～ん

今週は、主人の診察がなくなった！(あまりにも体調いいので先生が予約を取り消しました)
おかげさまで元気です。

かれこれ二ヶ月前になりますが、携帯電話の機種変更をしました。主人と二人で行き、色違いの同機種にしたんですが、帰宅して色々いじってたら すぐ隣で座っていた主人がメールをくれました。
「お世話になりました、いつまで生きられるわかりませんが、その日がくるまでがんばります」
と書いてありました。
その時は「やだ、何言ってるの!」なんて言いましたが、今日 ふと読み返したら感動して、会社の休憩室で一人で涙ぐんでしまいました。
その頃より今の方が明らかに体調良いのにね

すごい！

昨日はCT検査、今日は結果を聞きに行きました。
腫瘍マーカーCA19-9が、前回の数値115から69に下がったそうです！
ちなみ参考値は0-37です。
もう1クールやって次回の検査結果を見て、治療方針を見直すかもしれないそうです。
しかし、主人は手術で癌を切除して、例えば失敗したりすると怖いから、このままでいいかな…と思うそうです。
私もそれに賛成です。

お誕生日

昨日、1月8日は私のお誕生日でした。
39歳になりました！
私の人生の目標は、52歳で亡くなった母を越えずに死ぬことなので、残り10数年！
太く短く生きたいと思います。
何故早く死にたいか？
色々理由はありますが、まず老いた自分を見たくない。今でさえ白髪が目立ち嫌なのに、この先さらに老ける〓 耐えられません。友達が沢山いるうちに死にたい。おばあちゃんになって周りの友達がみんな死んだ後じゃ寂しいです。「まだ若いのに…(ノ_・。)
と言われて死にたい。
あと、ニュースでも話題の年金問題など、日本の未来は暗い！長生きすればするほど苦労が多いと思います。
そんな煩わしいことに巻き込まれたくないです。
そんな私の贅沢な悩みは風邪もひかないほど元気なこと。
あさって、会社の健康診断があります。毎年オールAで、長生きしそうで困ってますf^_^;