育児日記その3

今、読み返すと当時の私はノイローゼでしたね。
産みたくなかったのに産んだこと、夫が頼りにならないばかりか家長としての役割も果たさない、実家の父は後妻さん優先で、うちの通帳を見せて「貯金できるまで同居させて」と泣いて訴えても、「たまたま親が近くにいるからって甘えるな。それに親はいつまでも生きてない」と突き放されたし…。
冷たい親だと思ったけど、私も自分の子供に同じことするだろうな。
自分の子供に対する冷たさは、父譲りだと妹にも言われるし…

あぁ、昔のこと思い出したら、当時の苛立ちを思い出して、あんなに苦労して育てたのに、今は二人ともプー太郎で、ますます悲しくなってきた。

育児日記その2

息子が生まれた半年後、阪神大震災が起きた。
報道で、スーパーにお客が殺到し、棚には調味料しか残ってないと言ってたのを受けて、日記には
「今、通帳に千円しかない。財布にも5千円しかない。今、大震災起きたら食料の買い出しもできない」と書いてあった。
すごい貧乏ぶりだったな。
一方、会社が楽しくて私のストレス発散の場になっていた。「会社楽しい！辞めたくない！」と何度も書いてあった。
当時は週3日の勤務だったので、お給料も月10万円くらい。保育料も約10万円！
つまり家計の足しにはなってなかったけど、私には大事な場だった～！
息子が産まれて半年後に今のように毎日の勤務帯が出来たから、収入は確保できるようになったのよね。
当時は産前産後休暇しかなく、育児休暇はなかったので、生後2ヶ月から保育園に放り込み働きました(いや、息抜きしに行ってた)
つづく

育児日記

先日、友人の赤ちゃんと遊んだので、自分の子供が赤ちゃんの時はどんなんだったっけ？…と思い、育児日記を引っ張り出し読み返しました。
書いてあるのは「大変」の二文字ばかり！
特に二人目！
うちは学年は二つ違いだけど、実際は1歳半しか差がない。
日記は2歳まで書けるタイプで、娘の1歳半から2歳にかけては二人分記入してました。
なんとか頑張って娘の日記は書ききったものの、息子のは9ヶ月でストップ！
何故やめたか理由はハッキリ覚えてる。
二人目が生まれて育児の大変さは倍増どころか、3倍も4倍も大変になった。
私は産みたくなかったけど
「俺も手伝うから産んでくれ」と言った当時の夫は実際は何もしてくれなかった。
実家は再婚した後妻さんに気を遣う父が嫌いで、頼れないし、たまに実家に行っても、そこは寛げる場所ではなかった。
育児日記なのに、書くことは「パパがまた仕事辞めてしまった」
「子供達が来ると、キコちゃん(後妻)が疲れるから(来るな)」と父に言われた…とか。
とにかく愚痴ばかりになってきたので、将来子供が読むであろうと思ったら、手が止まってしまったのです。
つづく