金木犀のモイストポプリを作ったあとのことです。
そのときだけでも無心になれる
「花を摘んできれいにより分ける作業」に
すっかり熱中してしまい、
必要もないのに
オレンジの小花がたくさん集まってしまった。
これどうしよう?と思った末、
折よくホワイトリカーがあったので
漬けてみることに。
摘み取った花(30g)を
4枚のティーバックに小分けして入れ、
空き瓶に放り込んで
35度のホワイトリカー(700cc)を注いだ。
氷砂糖を入れても美味しいらしい。
ホワイトリカーではなくて
白ワインに漬けてもやっぱり美味しいらしい。
...うん、白ワインだとすごくおいしそう。
でも甘いお酒だと、
つい飲みすぎてしまいそう。
さいしょの写真は漬けて3日目。
3日目で、とてもきれいに色が出ていた。
お花入りのティーバッグは
10日くらいでお酒から取り出しました。
それから1ヶ月で飲めるらしい。
でもそのままで半年から1年くらい
冷暗所に置いておくと
熟成して、まろやかな風味が楽しめるらしい。
いまだいたい3週間くらい。
きらきら琥珀色で
あんまり色がきれいなので、
ちょっとロックグラスに注いでみた。
蓋を開けると
かなり強い金木犀の香りがする。
すごーい、ほんとに金木犀のお酒だー。
窓枠が写り込んで
写真だと暗めになってしまったけど、
グラス底部の富士山の色が、いまのお酒の色です ↓
このロックグラスの底には
富士山が
立体的に掘られていて
グラスが空のときは
クリスタルな富士山が見えている。
ウイスキーや赤ワインなどを注ぐと
その液体の色を写した富士山が浮かび上がる。
頂上は雪を頂くように透明なまま。
赤ワインだと
まるで赤富士のようで、ほんとうにきれい。
祖父によると、
なんでもずいぶん前に
『富士山麓』という銘柄のウィスキーに
ついていた販促グラスだそうです。
オマケなのに
なんて美しいロックグラス。
ツリーハウスのそばで
皇帝ダリアが咲きはじめました。
曇り空のした、きょうは少し、悲しそうでした。
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