去年の花が
まだこんなにも美しい
"Unfading Love"
「色褪せぬ愛」
という花言葉をもつ千日紅。
千日も紅く
美しく。
終わりのない愛、
「不朽」や「不滅」の印象があって
つい
"Eternity"
へ想いが至る。
ことしも
ツリーハウスのそばの草むらで
風にゆれている。
まだ
背が低く
花数も少ない。
矮化処理された苗なら
コンパクトで
カワイイ千日紅になるのでしょうか。
去年 咲いた花の種の直播きは
これから
伸び放題に伸びていくし、
花もちょっと小さい。
それでも
草むらに勝手に群生しているような
自然な雰囲気が
けっこう
好きなのです。
暑さにも
乾きにも強く、
この猛暑など素知らぬ顔で
気負わずに逞しく
無邪気に
咲いています。
たくさん摘んで
豪華に飾ってもステキだけれど
去年の花のドライフラワーも
大量にぶらさがっているし
どちらかというと
わたしは
ほんの数本ぱらっと
ガラス瓶に挿すのが好きみたい。
それから
千日紅の
ほんとうの「花」は
この小さな小さな黄色い星。
その身に
星を
散りばめているのです。
千日も
紅く美しい花。
時を経ても
色褪せることのない愛の証し。
でも
時を経て
より鮮やかになっていく愛もある。
より募る想いがある。
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