深刻さを増す鹿食害問題ですが、剣山~三嶺にかけて、今もなお深刻な問題となっています。
そんな、鹿食害問題を考えていただきたいと、NPO三嶺自然を守る会が
発行した冊子が完成いたしました。
深刻化を増す鹿食害問題!第2弾は、鹿食害問題と土壌浸食!
樹林帯の中から、消えてしまった下草や潅木・・・森の中間層と下層を司る
これらの植物群が消えた森は・・・・・一体どうなってしまうのか!
大雨のたびに、土壌は削られ肥沃な土は削られています。
この事により草木も生えない荒涼とした原野が広がり、土壌浸食が進んだ土地は
崩壊への道しか残されていない状況へと変わりつつあるのです。
そんな状況が、始まり出した剣山・三嶺!!
目に見える形で山は病んで来ています。
その様な状況を沢山の人に、知っていただきたいと、今回の写真集ができました。
(左は高知で行われたシンポジウムの報告書・中央は昨年は発行された報告書・右端が今回発行された報告書です)
この、写真集の事は、徳島新聞・平成27年2月13日の夕刊でも大きく取上げられると
言う連絡が、NPO法人:三嶺の自然を守る会・代表の暮石さんから連絡があり
また、明日の朝刊(平成27年2月14日)の中にも同じ内容で取上げられるとか!
しかし、夕刊・朝刊とも見られないという方は下記のリンクへアクセスしてみてください
徳島新聞の電子版にもこの内容が出ています。
興味のある方はリンクを、ポチっと!してみてください。
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2015/02/2015_14238026951112.html
↑徳島新聞の電子版・記事です
また下記の三嶺の自然を守る会のホーム・ページにも今回の報告集の事が書かれて有りますので、
こちらも、参照お願いいたします。
↓三嶺の自然を守る会のホーム・ページのリンクです。
また、13日の記事の中には、次のような内容も書かれてありました。
小さい記事内容で書かれていたので、気づかなかったと言う人もいるかも知れませんが
捕獲に関して2015年5月29日に改正される鳥獣保護法で
都道府県は、捕獲認定事業者
の選定により積極的に対策を講じる事が出来るとあります。
捕獲に当たっている猟師さんたちに、補助がだされると言う事なので、
飽和状態にある、鹿・イノシシなどの数が適正になる事を祈るばかりです。
このように農林業を始め水資源を生む森が脅かされている現状が、
ここにはあります。
森の崩壊が起きると、如何なるのか?・・・・今一度考えていただきたいと思います。