8月16日・日曜日・・・お盆も終盤でしたが、一宇にある祖父のお墓参りへと出かける事に・・・その途中にある
東祖谷と旧一宇村とを結ぶ小島峠(おしま峠)を越えて出かける事に・・・
この小島峠からは剣山・塔ノ丸・丸笹山なども見られる場所も有り特小・剣山RTP(中継局)を受信してみると・・・
徳島市内の固定局・とくしまB45局との交信に成功いたしました。
場所は海岸線近くの大橋周辺からとの事でしたが、移動局では無く固定からの運用には驚きました!
距離にして約49.45km・・・わずか10mmWの無線機でこれだけの距離飛ぶか・・・?
と、お思いの方もいらっしゃるかも知れませんが・・・生駒山や比叡山・岡山と100km以上飛んでいる、この中継局・・・
国の技術基準適合認定に合格した無線機を使用する事で免許が不要・・・誰もが気軽に扱える無線機が特定小電力無線
なのですが、普通は数百m~数kmと距離が短い所でしか使えないと言う無線機なのですが・・・
中継機能の使用も認められている為、確か以前の新聞記事の中に徳島でも阿南の自主防災会が山の高台に中継機を設置して
お互いの連絡手段として設置されたとか?和歌山の自主防災会でも災害の備えとして、主要な通信手段が途絶した場合を想定して
高台に中継局を設置と言った記事が掲載されていました。
中継機に供給されている電源も太陽電池を使ってバッテリーに充電している仕組みで動作が可能と言う事もあり
商用電源が無い場所でも所有者の方の許可が取れれば設置が可能な中継機でもあります。
また、携帯電話などの様に複数の交換機や中継局を通さなければ通信が出来ないというものでも無いので
無線機が壊れていなければ通信が可能など手軽に通信が行えるのが特徴となっています。
(※国の技術基準適合認定に合格した無線機を使用する事により購入した時点で電波が出せる免許が必要で無い無線機の
一種が特定小電力無線です。)
で、話は趣味の方向に戻りますが・・・クラシキFV233局さんの偉業により期間限定と言うお話でしたが・・・
趣味の無線として私自身も使用させていただいていますが、今後、起こりうるとされる南海地震などの巨大災害
などの通信手段の事も考えると、一般の人も簡単に扱える特定小電力無線を使っての通信も考えておくべきでは・・・と
思える結果でもあります!
今後も剣山RTPが稼動中に何処から通信が可能か?調べて行きたいと思います!
今回の徳島市内から交信が出来た事には私自身は驚きと中継局を使っての可能性が、どの様なものになるのか??
楽しみな所でもあり、期待を持ってデータ収集が出来ればと思っています。