いつ起こるか、わからないとされる南海・東・南海地震・・・大雨や風雪害による孤立などが懸念される今日・この頃ですが
徳島県でも9月1日の防災の日には美馬市にて総合訓練が行われ起こりうる土砂災害や昨年の大雪により多数の倒木が
倒れ、交通・電気・通信を司る電柱が多数、倒れた事もあり電気の使用や通信が出来ず孤立化を数日間、招いた事も
ありました。
この事からも、食料などの備蓄を如何考えるか!燃料は・・・小型発電機による電力の確保は・・・など
考えられる事は多々ある中・・・今の現状を伝えたり、安否を伝える手段確保も重要になって来るのでは無いかと考えます。
先日、JARL(日本アマチュア無線連盟)徳島支部の防災・担当の方からの手紙と案内のパンフレットが入っていました。
上記の内容で徳島県ではアマチュア無線を使っての非常通信協定が結ばれていますが、普段は趣味の一環として
無線通信を楽しんでいるアマチュア無線ですが非常時には通信の要ともなる一つの方法でもあります。
最近はデジタル化によりタブレット端末で撮影した画像などを無線の電波に乗せて送信が可能になったり
アマチュア無線位置情報システム・APRSネットワークを使う事により自分が何処にいるのか?
相手の方に位置情報を伝えられる仕組みなどアマチュア無線の環境が音声による通信だけで無く変わってきています。
また、D-STARやWIRES(ワイヤーズ:Wide-coverage Internet Repeater Enhancement System)などの
インターネット回線を使用し音声やデータなどのやり取りも可能となり電波を通じて色々な方とのコミニュケーションが
行えるようになってきました。
この事からも最近、アマチュア無線を再びと言う人も増えて来ているとか!災害時において最低限・乾電池や車のバッテリー
から電源が取れアンテナと無線機が壊れてなければ通信が可能と言うのもあり、アマチュア無線の資格を取ろうと言う方が
増えて来ているようです。
(私自身は36年前に電話級・アマチュア無線技士 現・4級アマチュア無線技士を取りました。
また、数ヶ月前に晴れて3級アマチュア無線技士の資格を取得いたしました。)
この事からも昨年の大雪、災害の時は有線通信や携帯電話が重要な通信手段となっていたのですが、復旧に時間がかかった事もあり
連絡を取る手段が無くなり安否確認などに遅れが生じたと聞きます。
携帯電話においても、中継局を結ぶ光ケーブルが断線すると通話が出来なるケースもあり・・・
(最近はマイクロ・ウェーブによる予備回線も開設され通信の途絶を少なくする処置も、こうじられて来ていますが
中継局に保持されているバッテリーの持ち時間もあり期間が長引いた時などはダメになる事も・・・)
携帯電話においても災害時の時などは使用条件を考えなければいけないケースもあると言う事を認識しなければなりません!
アマチュア無線以外ではデジタル簡易無線や特定小電力無線など簡単な申請で許可が得られる無線なども有りますので
まずは免許を必要としないこれらの無線を使って非常時の通信の確保を行うのも一つかも知れません!
さて、前置きは、これ位で徳島防災アマチュア無線クラブも参加する
とくしま防災フェスタ2015の案内が来ていましたので、お知らせをいたします。
いつ起こるか、わからない突発的な災害を考える、減災とは何なのか?来る南海地震対策は!
など、考える上でも行われるイベントの一つでもあります!防災とは何か?一緒に考えて見ませんか!!
と言う事でおしらせです!!
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