富山県水墨美術館に伺ってきました。
平屋のゆったりした空間。
庭もとても広く、美しい美術館でした。
ポスターにずらりと並んだ作家陣の
画業の行き着く先にあった墨による表現(=水墨画)を集めた企画展は圧巻です。
1月13日まで開催中
【墨画×革命】@富山県水墨美術館
図録に記載されていた作家たちの水墨画への想いを、
短く抜粋してみました。
「日本画の究極は水墨に至る」(松尾敏男)
「精神を表現できるのは墨だ」(小松均)
「水墨は心の表現。心の内容量が表現される」(下保昭)
「筆は妙音の発源である。紙は筆染の飛来である」(岩崎巴人)
「私はかなり以前から水墨画の世界に足を踏み入れたいと思っていた」(東山魁夷)
「東洋画というものは水墨だと思っています」(丸木位里)
「東洋の先賢への思慕が日に日に高まってゆく」(篁牛人)
「私にとって現在墨は既に神である。墨の前に跪き、墨の前に祈願を続け、賛美の歌を奏する」(近藤浩一路)
「私の水墨画に対する想い、ねがいは深い。その「ねがい」とうらはらに、構想、技法、技術はそれについていけない」(加山又造)
「意図せざる日本画壇の変革が、独断する日本水墨画によって、あらたな展開を約束するだろう」(横山操)
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