いよいよ25日(火)から2022年スタートとなる企画展『春はやて』開催です。
『墨美神®︎きもの掛軸』の新作を6幅、バリエーション豊かに展開致します。
『墨美神®︎きもの掛軸』は、
前年の発表以来、有難いことにたいへんご好評をいただいて、
完売続きとなっております。
ご縁を繋いでくださった方々には、改めて御礼申し上げます。
このご時勢で会場にお出でいただけない方もいらっしゃると思いますので
本日はアーティストステートメントというほどではないですが
プロフィールもあわせて『墨美神®︎』と『墨美神®︎きもの掛軸』についてお話ししますね。
【墨美神:樋口鳳香について】
樋口鳳香(ひぐちほうか)大分県出身。墨絵師・文筆家。
広告代理店に勤務しアートディレクターとして広告デザインに携わったのち、
歌川派(水野年方)を系譜とする画塾にて水墨画を学ぶ。2005年より作家活動。
水墨画団体展、美術団体展にて受賞多数。小説の受賞歴もあり。
「水墨画の枠を超えた樋口さんの作品は、東京・銀座の画廊などで年に10回以上展示され、
多くのファンを獲得している。女性の水墨画家らと「墨美麗組」を結成。
ライブイベントパフォーマンスを行うなど、水墨画の魅力を伝える活動も始めた。」
(大分合同新聞2019.7.1より抜粋)
【樋口鳳香の表現する『墨美神®︎』『墨美神®︎きもの掛軸』について】
墨美神®︎は樋口鳳香の登録商標です。
室町時代から画僧や文人、絵師たちによって継承されてきた運筆による水墨画技法を軸に
『墨美神®︎』となづけた匂い立つような世界を、
墨のにじみという偶さかの中に悠久を見つめ表現しています。
東洋画の代表である『水墨画』は日本の軟水と墨によって、
濃い墨色から地の白に至るまでの無限延長の濃淡と抑揚によって表現されます。
軟らかな水を含んだ墨は、幾重にも重なる和紙や生地の繊維に絡みながら縦横に滲み、
元に戻ることをしない。
それは刻々と変化する心の有り様にも、前にしかない人生の時間のようにも感じられます。
また画面を構成する要素である余白部分は何も描かれない『無』ではなく、
気配や、時間や、心を映す『有』であり、水墨画は色彩の持つ感覚性を離れながらも、
色よりも深く心を染めるものを内包することのできる芸術ではないでしょうか。
『墨美神®︎きもの掛軸』とは、日本の伝統文化である着物地を素材に、
作品『墨美神®︎』に着物を着付けるように裂地を重ねていく創作掛軸です。
裂地選びは元より樋口鳳香自ら表装まで手がける、
唯一無二のまったく新しい掛軸のかたちです。
一つの反物の中に同じ柄のない訪問着や伝統の紬織りなど、貴重な裂地を使って、
墨美神®︎のうるわしく儚い世界観をさらに深く演出します。
アートソムリエ山本冬彦氏 推薦作家による
【日本画グループ展 春はやて】
会期:1/25(火)~1/30(日)
11:00-19:00 ※最終日17:00まで
会場:#TheArtcomplexCenterofTokyo (#ACT)
■丸の内線「四谷三丁目」駅 出口1より徒歩7分
■JR総武線「信濃町」駅より徒歩7分
作家紹介ページ:
https://www.gallerycomplex.com/sch.../ACT225/haruhayate.html
(会期中の在廊について)
お客様のご都合に合わせてピンポイントで在廊するつもりでいます。
どうぞ遠慮なくメッセージくださいね。
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