【樋口鳳香・墨美神®︎展】
銀座画廊 美の起原にて、20日(土)まで開催です。
(※最終日20日(土)は16:00迄です)
樋口鳳香の描く『墨美神®︎』
華やかな着物を使った創作掛軸『墨美神®︎きもの掛軸』の支持体は
ほとんどの場合、正絹きもの地を使っています。
紙に描く場合は麻紙。
麻紙は、繊維が長く粗く、薄墨がランダムによく滲んでいく和紙です。
墨美神®︎の異空間的な空気感を表現するのによく使います
水墨画の醍醐味といえば、やはり墨の滲み、ダイナミズムです。
最初に入れた墨は、どんなに上から塗り重ねても最後まで残るため、
水墨画は、濃淡を筆の中に作って、濡れているうちに一気に面で描き上げていきます。
あとは支持体の繊維の広がりに任せて、水を含んだ墨が滲んでいくままです。
水墨画は他の絵画表現のように白を塗り重ねることがないため、
一度入れた墨は消すことができません。
けれど経験を積むことで、墨の滲みをある程度計算することができるようになります。
紙の種類によっては水あとも残るため、
伊藤若冲の筋目描きのように、それを生かした表現もあります。
具対的に言うと、龍の鱗の表現や花弁の重なりなどです。
下塗りをしない、余白を生かす水墨画にとって
支持体である和紙は作品の仕上がりを左右する大切なものですが、
近年はいろんな事情が重なって、
良い和紙が入手しにくくなっています。
そんな事情も相まって、絹に表現することも並行して始めました。
墨美神の場合、絹と言っても絵絹でなく、着物地に描くので事情はかなり変わりますが
それでも絹は和紙に比較すると、意にそう『スナオ』な支持体です。
和紙と違って「想像しない方向に墨が滲む」ということはそんなにはありません。
なめらかな素直な滲みが表現できます。
個展『樋口鳳香・墨美神®︎展』では、
ぜひ支持体によって変化する墨の滲みの違いなども
お楽しみいただけたらと思います。
画廊初めての方もぜひどうぞ。
作家、樋口鳳香は終日在廊いたします。
お気軽にお声かけくださいね。
個展【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】
会場:銀座画廊 美の起原
会期:4/15(月)~4/20(土)
12:00~18:30(最終日16:00閉場)
☆銀座画廊 美の起原 VR展示&オンライン販売ページ
https://銀座画廊.jp/sumibishin2024/
ネット販売期間(予定):4/16(火)~5/4(土)まで
Solo exhibition [Hoca Higuchi SUMIBISHIN®︎]
April 15th (Monday) - April 20th (Saturday)
12:00 - 18:30 (until 16:00 on the last day)
Venue: Ginza Gallery The Origin of Art (8-4-2 Ginza, Chuo-ku)
#樋口鳳香 #墨美神 #墨美神きもの掛軸 #着物カルトナージュ額装 #すみびしん #アート #HocaHiguchi #SUMIBISHIN #sumie #ART #kimono #水墨画 #着物 #墨美神きものドレス #美の起原 #龍姫 #北斎 #春画 #蛸と海女 #陰翳礼讃 #掛軸 #床の間 #光と影 #砂の女 #越前和紙
銀座画廊 美の起原にて、20日(土)まで開催です。
(※最終日20日(土)は16:00迄です)
樋口鳳香の描く『墨美神®︎』
華やかな着物を使った創作掛軸『墨美神®︎きもの掛軸』の支持体は
ほとんどの場合、正絹きもの地を使っています。
紙に描く場合は麻紙。
麻紙は、繊維が長く粗く、薄墨がランダムによく滲んでいく和紙です。
墨美神®︎の異空間的な空気感を表現するのによく使います
水墨画の醍醐味といえば、やはり墨の滲み、ダイナミズムです。
最初に入れた墨は、どんなに上から塗り重ねても最後まで残るため、
水墨画は、濃淡を筆の中に作って、濡れているうちに一気に面で描き上げていきます。
あとは支持体の繊維の広がりに任せて、水を含んだ墨が滲んでいくままです。
水墨画は他の絵画表現のように白を塗り重ねることがないため、
一度入れた墨は消すことができません。
けれど経験を積むことで、墨の滲みをある程度計算することができるようになります。
紙の種類によっては水あとも残るため、
伊藤若冲の筋目描きのように、それを生かした表現もあります。
具対的に言うと、龍の鱗の表現や花弁の重なりなどです。
下塗りをしない、余白を生かす水墨画にとって
支持体である和紙は作品の仕上がりを左右する大切なものですが、
近年はいろんな事情が重なって、
良い和紙が入手しにくくなっています。
そんな事情も相まって、絹に表現することも並行して始めました。
墨美神の場合、絹と言っても絵絹でなく、着物地に描くので事情はかなり変わりますが
それでも絹は和紙に比較すると、意にそう『スナオ』な支持体です。
和紙と違って「想像しない方向に墨が滲む」ということはそんなにはありません。
なめらかな素直な滲みが表現できます。
個展『樋口鳳香・墨美神®︎展』では、
ぜひ支持体によって変化する墨の滲みの違いなども
お楽しみいただけたらと思います。
画廊初めての方もぜひどうぞ。
作家、樋口鳳香は終日在廊いたします。
お気軽にお声かけくださいね。
個展【樋口鳳香・墨美神®︎展~春の果て】
会場:銀座画廊 美の起原
会期:4/15(月)~4/20(土)
12:00~18:30(最終日16:00閉場)
☆銀座画廊 美の起原 VR展示&オンライン販売ページ
https://銀座画廊.jp/sumibishin2024/
ネット販売期間(予定):4/16(火)~5/4(土)まで
Solo exhibition [Hoca Higuchi SUMIBISHIN®︎]
April 15th (Monday) - April 20th (Saturday)
12:00 - 18:30 (until 16:00 on the last day)
Venue: Ginza Gallery The Origin of Art (8-4-2 Ginza, Chuo-ku)
#樋口鳳香 #墨美神 #墨美神きもの掛軸 #着物カルトナージュ額装 #すみびしん #アート #HocaHiguchi #SUMIBISHIN #sumie #ART #kimono #水墨画 #着物 #墨美神きものドレス #美の起原 #龍姫 #北斎 #春画 #蛸と海女 #陰翳礼讃 #掛軸 #床の間 #光と影 #砂の女 #越前和紙
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