Sumibishin®︎ 樋口鳳香〜水墨画家のすみeブログ

大臣賞受賞 水墨画家 樋口鳳香のアート系ブログ
墨で描くかぐわしき美神たち〜『墨美神®︎』展覧会情報を発信します

【妖精展~見えぬものの美~】

2021-03-04 07:30:30 | すみe-ART Exhibition
妖精、天使、天女、女神など。

美しさ、神力、御伽噺の象徴となる『見えぬもの』の象徴を対象に創作された作品展です。

会場は、銀座のアートビルとして有名な『奥野ビル』

サロンドゥラー、ギャルリーラーは、その6階にあります。

テレビドラマでしかお目にかかれない手動のエレベーターなど、時代の息吹を感じることのできる建築

その最上階は、ゆったりとして、日射しのそそぐ明るい空間です。

ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。



【妖精展 特設ページ】←樋口鳳香もプロフィール掲載されています。
https://salondela.com/schedule/exhibition/3186


会場:サロンドゥラー、ギャルリーラー(銀座奥野ビル)
会期:3/10(水)~3/17(水)12:00~18:00・最終日 17:00まで



202103妖精展DM表


202103妖精展DM裏




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【あたらしい春の墨美神®︎】

2021-03-01 08:30:30 | すみe-ART Exhibition
着物の着付けを覚えたのが、個展を控えたちょうど一年前でした。

その後、着物ライフを楽しむ中で、

伝統の織物の知識も少しずつ頭に入ってくるようになり、

いつしかこの美しく贅沢な織物を裂地として、

墨美神®︎を飾る『掛軸』を自分で作れるようになりたい考えるようになりました。



これまでは墨美神®︎を描き上げたら、裏打ちをして、額を発注して納めれば終わりだった作業が、

作品を描き上げてから、表装の設計図を引いて、裂地をセレクトして、

一枚、一枚、織地を合わせながら組み立て、設計図に微調整を重ねていく…と、

創作の工程がたいへん増えたため、作品完成までの道のりが遥かに遠くなりました。

工程が多ければ、途中の設計ミスが、原画を反故にしてしまうような取り返しのつかない結果をもたらすため、

『失敗できない』緊張感もこれまで以上に増して凄まじいですが、

プレッシャーに打ち勝って、さらに研磨された墨美神®︎を手掛けていきたいと思っています。



着物の着付けもそうでしたが、これまで無知だった分野を学んでみると、

自分の表現の可能性が倍速に広がっていきます。

きっとこの道の先に、次の目標も自ずと見えてくるのではないかと信じています。



と、そんな訳で。

この春は、これまで発表してきた『着物タペストリー』を発展させて、

丹後ちりめんや大島紬、結城紬等、日本の伝統でもある豪華な反物からセレクトして、

自ら掛軸に仕立てた『墨美神®︎きもの掛軸』を出展します。

多くの皆さまと新しい季節を迎える喜びを分かち合えますように。

会場にて、墨美神®︎とともにお待ちしております。



告知用



【妖精展~見えぬものの美~】
会場:サロンドゥラー、ギャルリーラー(銀座奥野ビル)
会期:3/10(水)~3/17(水)12:00~18:00・最終日 17:00まで



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