人間って害虫なんだと思う。
地球規模的な意味でね。
私らは家の中にゴキブリが出たときにそっと捕まえて逃がそうとするだろうか。
まぁ、まずそんな奴はいないわけで、不潔なものが我が家に我が物顔で住み着き、繁殖し、子孫を増やし、
家を徘徊する様に本能的に怒りを覚え、即座に殺気に変わり、全身全霊の全力をもって殺す。
というのが一般的なパターンだろう。しかもそのあとはティッシュに包み、それでも物足りず、
道具を使って一切体に触れることのないよう細心の注意を払いながらゴミ箱に捨てるだろう。
我々人類は、有史以来、特に近代に入ってから驚くべき速さで地球上のあらゆる資源を
消耗し、母星を崩壊の危機に追いやっている。それでも一度覚えた便利さは捨てることができずに
子供のためだとか、通勤にが楽だからと理由をつけて日々エネルギーを消耗し続けている。
それが何世代か先の家族の未来を搾取してると知っても尚エネルギーを消耗し続けている。
これを地球規模でみるとどうなるか
例えば、地球が人間。人類がゴキブリだとして、人間である地球様は
我が家で自分勝手な理由で繁殖し続け、住処をむしばみ続ける人類に、子供がいるなら仕方ないね。
と生き続けることを許可するほどの寛大な精神を持っているのだろうか。
私がもし地球ならそれこそ、新聞紙片手に殺意の限りをぶつけると思う。
そう考えると、シャアが待ちきれなくなるのも無理はないし、よくスパロボ最終話で出てくるような
人類の愚かさに呆れて人類を全滅させようとするラスボスに対して
『お前が勝手に俺たちの未来を決めるな!そうでないものもいる!俺たちはこれから変わっていくんだ!』的な
セリフがなんとも説得力がなく感じる。ゲームやってる最中にはかなり熱くなるんだけど、
冷静に考えると、人類はそう簡単に変わらないと思う。仮に審判の日とかがきても一致団結はしないと思う。
もう核でも落ちない限り文明は途絶えないし、地球は枯渇する一方だから、
地球のことを思えば、人類はさっさと滅びるべきだと思う。
そうはいっても、それはあくまで地球視点の話。
私も人類のひとりだし、生れた以上生きていたいし、今すぐに文化文明を捨てれるわけないので
皆と同じように見て見ぬふりをしてるわけだ。