全国の商工会議所、商工会に設置されています。
人数は都道府県によって異なりますが、
私の所属している商工会議所は上限がありません。一定の資格を保持していれば、誰でもなることが出来ます。
H27年現在で少し古いですが7,020名の経営指導員が全国にいます。
配属替えなどもあり、実際に経営指導に携わっている方はもう少し少ないと思います。
●そもそも商工会議所、商工会って?
「地域総合経済団体」です。
よくわからないですよね?
私もそうでした。
一言で表すと、「地域の商工業の活性化」のための組織です。
地元の祭りやイベントのチラシに名前が入ってることが多いので、一度見てください。
主催、共催、協力のどれかに入っていると思います。
今までは、そのイベントで活性化してたのかもしれません。
多様化する時代の中で、「集団支援」から「個社支援」にシフトチェンジしてきています。
政府も「伴走型支援」をするように指針を出しています。
販促したいという相談があったとして
今までは
HPつくりましょう、闇雲にDM流しましょう
でいけていたかもしれません
これからは
地域性やターゲット、そのお店や会社の良さを洗い出し、そのお店や会社にあった内容で
事業計画を作り実践し、チェックし修正し、また実際。いわゆるPDCAサイクルを用いて事業を遂行していく。
結果的にはHP作成やDM発送になるかもしれませんが、分析することでより効果的なアプローチができると思います。
そのお手伝いをすることがこれからの経営指導員に求められてくることになります。
そのためには、地域の商工業者の方々のよき相談者になること、相談者にが抱える問題や課題を解決するツールを提案できるか、適切な専門家を紹介できるか、経験をいかに積むかが重要になってきます。
そんな経営指導員になりたいと思います。