明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

相手の懐に入る -トレーナーさんの接し方に学ぶ–

今日は夜テニスに行ったのですが、湿度がとにかく高い!

 

サウナでテニスをしているような気分でした。

 

でもこんな湿度の高い日もどうやら今日で終わりのようでして、

早ければ明日梅雨明けするみたいですね。

 

さて、本日はテニスにいく前に立ち寄ったストレッチジムでの一コマ。

 

私はとても身体が硬いのですが、テニスをする上で支障になっていると感じたので

今月からストレッチジムに通い始めました。

 

いろんな器材があり最初に使い方を習ったのですが、その後イマイチ使いこなせている感じがせず・・・。

 

トレーナーの方が毎回2、3人見守ってくれているので、彼らに使い方を質問すればいいのでしょうが、

 

そもそも通い始めて日が浅いこともあり、何を質問したらよいのかすらよく分かりません。

 

なので質問することもできず、毎回もじもじしながら器材を使っていました。

 

今日ももじもじしながら器材に乗り始めようとしたら、いつもは見かけないトレーナーさんから

突如「〇〇さん!」と下の名前を呼ばれました。

 

ほぼ初対面なのに、下の名前を呼ぶこと自体がかなり勇気ある行動です。

 

でも名字を呼ばれるよりはなんとなく嬉しい気分になりました♪

 

「どうですか?お疲れの箇所はどの辺でしょうか?」

 

これはよく聞かれる質問です。ストレッチジムに通う方=身体が疲れている というのが

定番の方程式のようです。

 

「いや、どこが疲れているって訳じゃないんですけど、この後テニスするんで・・・」

 

「あ、そうなんですか?テニスに行かれるんですか?」

 

ここまでもよくあるリアクションです。

 

しかし、ここから先が今までのトレーナーさんと全く違いました。

 

「では、今から一緒に器材を使ってトレーニングしましょう!」

 

・・・えっ、一緒にやってくれるの?

 

それから先、いろんな機材の使い方、それを使って伸びる筋肉、それがテニスの動きに

どう役立つかなど、15分くらいの間に一緒にやってくれながらたくさん教えてくれました。

 

そして終了時には「では、次回も一緒にやりましょう!」の声かけもしてくれました。

 

これだけでも十分ありがたかったのですが、着替えてジムを出ようとしたら自分の靴が入り口に

揃えて置いてあって。

 

しかも、店を出間際/店を出てちょっと歩きだしてから/エスカレーターに乗る直前の計3回

「ありがとうございました。テニス頑張ってください!」と声をかけてくれました。

 

随分優しくて気の利くトレーナーさんで、次回に伺った時もまた居てくれるといいなと思いました。

 

おそらく他のトレーナーさんも、みんな通っているお客さんのことを気にしているんだと思います。

 

でも、どこまで相手の懐に踏み込んでよいのかよくわからない。

そして、踏み込んで嫌がられたり、解約されたら自分が傷つくし困る。

 

なので、お客さんの個人練習に「さぁ一緒にやりましょう!」と誘うのもなかなか勇気がいると思います。

 

でも、そのトレーナーさんはなんの葛藤もなく(と私には見えました)、私の懐にサッと入ってきました。

 

それが私にはとても嬉しかった。

 

その方と短い交流を通じて、相手の懐に入るときは照れずに・まっすぐに・やりきることが大事なんだなと

思いました。

 

かなり若い方なんですけどね。そういう能力って、年齢は関係ないんですよね。

 

自分も見習うぞ!って思いました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

いよいよ梅雨明けです!今週後半も素敵な日々を。

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