本日から、お師匠である根本裕幸さん主催のカウンセラー養成講座が始まりました。
大阪で開催されているのですが、アフターコロナ禍が収まっていないことを考えて
今回はオンラインで参加しています。
オンラインと実地研修とをハイブリッドで開催してもらえるのはとてもありがたいことです。
ソーシャルディスタンスの確保が声高に叫ばれる今日この頃
ネットとリアルとのハイブリッド環境は、集客の面でもとても大事だと思います。
この養成講座では、徹底的に「自分軸」であることが求められます。
自分軸については、いろんなサイトで説明が載っていますので詳細は割愛しますが
簡単に書くと、自分以外の他人の意向や顔色に影響されず
自分の思い・感情に気づき、それらに正直に行動することです。
で、この「自分軸」を勉強するたびに思うのですが
自分軸=稲葉浩志の詩の世界です。
自分軸の大切さを歌った稲葉浩志の歌詞は枚挙にいとまが無いですが
その中でも最も自分軸なのが、ソロ曲の「羽」です。
全てはスタイル飛び方次第
代わりは誰にもやらすな
このサビの歌詞に象徴されております通り、全ては自分次第なのです。
そして自分は存在しているだけでオリジナルなのです。
他に代わりは効きません。
この歌詞は「自分軸になろう」と自分に言い聞かせておりますが
こういうことをわざわざ歌詞に書かなくても、当たり前に腹落ちしているのが
自分軸を持てている状況です。
・・・とは言っても、
自分軸と自分勝手/独りよがりとの違いって難しいですよねえ。
稲葉さんの歌詞には、自分勝手/独りよがりに陥った男の歌詞もよく出てきます。
この違いについてですが、私個人が思うところとしては
相手を思いやった/理解しようとした上で自分の行動を選択するのか
相手に対する決めつけをしたり、理解しようとしないまま自分の行動を選択するのか
これかなと思います。
稲葉浩志さんの歌詞の世界は、その辺をよく心得ておりまして
サビの最後にこのフレーズ↓が出てきます。
大丈夫、僕は君を忘れない
この主人公は「全てはスタイル、俺軸だー、俺の道を行くぜ!」と叫んではいますが
そうしつつも、大事な相手に対して
「俺は自分の道を進んでも、あなたのことを忘れない(あなたを大事に思っている)」
このメッセージを伝えています。
自分の気持ち、意志を大事にしつつ、相手への愛情を忘れない。
「自分軸」って、端的にまとめるとこんな感じです。
稲葉さんは「自分軸」の概念を伝えたくてこの歌詞を書いたわけではないと思いますが
稲葉さんの歌詞には、この「羽」のようにカウンセリングマインドに満ちたものが多いです。
他にも思いついている内容がいくつもありますので、また折に触れて紹介させて頂きますね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
素敵な土曜日の夜を。