明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

頑なな自分のままで金字塔を作る -INABA&SALAS "TROPHY"より-

「いだてん」いよいよ最終章ですね。

 

ついに東京オリンピックの招致が決まりました。(2回目ですが)

 

嘉納治五郎の時代からはや40年近く、

 

オリンピックへの想いをずっと持ち続けている人たちが

 

バトンを繋いでやっと実現にこぎつけました。

 

彼らの想いと執念は、平沢和重がなかなか首を縦に振らなかったことからも分かるように

 

その魅力の分からない人たちからは、かなり可笑しく見えたでしょうね。

 

そして、頑固だなとも思われていたはずです。

 

そんな流れで思い浮かんだのが、INABA&SALASの"TROPHY"。

 

wowowの17年度のテニステーマソングでした。

 

これがテニスのテーマソングだった頃は、テニス番組を見るたびにテンションが上がりました。

 

「えーおうえーおう」

 

というサビの掛け声がテニスのプレーシーンと被るのが、なんとも感動的で・・・。

 

この曲は、その他の部分もスポーツマンシップを応援する要素が満載で、

 

前奏の入りと最後に出てくる、ネイティブアメリカンのお祭り騒ぎっぽいシャウトも

 

その原始的なパワーがスポーツの高揚感とよくシンクロしています。

 

歌詞は、もう解説は不要ですってくらい、スポーツやる人の気持ちをよくわかっていて

 

冒頭のAメロから

 

頑なさが自分を苦しめると気づいていても、頑なじゃなかったら君じゃない

だからもう迷うな、走れ

 

とか、

 

Bメロも

 

自ら一票を入れたくなるような自分にそろそろ変身してしまおう

 

とか・・・。

 

もう・・・。

 

「何でそんなに人の気持ちが分かるんだろうな」とため息つきたくなるような歌詞です。

 

そして、曲のタイトルの和訳とほぼイコールの意味である

 

「金字塔」

 

これは、勝利でもなければ金メダルでもない。

 

それは、「どんな勝利も寄せ付けないようなTROPHY」という言葉からも明らかで

 

それでいいんじゃない?

そのまま行けばいい

 

この歌詞に象徴されるような、本人の気がすむまま、思うがままに積み上げた努力の日々。

 

それこそが「どんな勝利も寄せ付けないTROPHY」と歌っています。

 

要は、人との戦いに勝つことが目的ではなく

 

頑なであっても、周りに理解されなくても

 

自分の信念を貫いて日々を生きていく。

 

それこそが、一人ひとりの人生の金字塔を作り上げるということです。

 

「いだてん」のオリンピック招致に力を傾けた人たちは

 

誰も見向きもしなかった時代からその信念を貫いて一歩ずつ日々を積み上げ

 

ついに招致成功の金字塔を作り上げました。

 

さて、私はどんな金字塔を作ろうかしらん・・・。

 

そんなことを考えながら、新たな一週間を過ごしたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日からも素敵な1週間を。

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