本日は、一昨日のケーススタディの続編を掲載いたします。
以下、くどいですがとある夫婦の架空のお話です笑
今回も、以下のお話から「これもお互いへの愛情だよね」と思われるをできるだけ多く抜き出してください。
たくさん抜き出せた分だけ、愛情受け取り上手になりますよ!
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食卓がシーンとした晩から2日後
いよいよ明日からシルバーウィークが始まります。
東北旅行をこっそりキャンセルした奥様は
もう少し近くて簡単に行けそうな伊豆の温泉を探しました。
予約サイトをチェックしたところ、ちょうど頃合いが良さそうな伊豆のホテルにキャンセルが出たようです。
そのホテルは、温泉付きのホテルには珍しく夕食が和洋折衷の懐石料理になっており
奥様の好きなブイヤベース風の鍋料理の写真が掲載されていました。
キャンセル条件を見ると、キャンセル期限はちょうど明日でした。
「明日の夜なら、休日前日だから少し旦那様の機嫌も良くなるかも・・・」
そう踏んだ奥様は、そのホテルに速攻で予約を入れました。
翌日の夕食のひととき。
旦那様は、やっぱり仕事が辛そうではありましたが明日から始まる連休を前に少し心が軽くなっている様子です。
一通りお酒を飲んで盛り上がったところ、旦那様が一言
「・・・ごめんな。旅行に行きたかったんだろ?」
奥様、旦那様が気遣ってくれたことにとても嬉しくなりました。
「あぁ・・・東北は遠すぎるかなと思って、伊豆の宿を予約したよ」
「あれ、東北じゃなくていいのか?」
「うん、ちょっと遠すぎると思って」
「俺に気を遣っているんじゃないのか?」
「・・・」
「俺がどうこうとかは関係ないんだよ。お前が『ここに行きたい!これをしたい!こうしたい!』と言えばいいんだよ」
「そういうもんだろ、話し合いって」
(・・・話し合いって「そういうもん」なのか?)
(私が「こうしたい!」って言うのが話し合いなのか??)
(よく分からないけど、お師匠が「自分軸」って言ってたな・・・)
(私が「自分軸」で思ったことを言えばいいってことか?)
(でも、だとしたら旦那様の「自分軸」って何なのだ?)
(あ・・・、私の希望を叶えるのが旦那様の「自分軸」なのかな?)
(うーん、よく分かんないな・・・)
「・・・伊豆は川崎から2時間で行けるから、ちょうどいいかなと思って」
「東北は、また今度よく調べた上で行きたいな」
「そうだな」
「ちなみに東北はな、山形に〇〇と言う▲▲宗の総本山があってだな」
「あと上杉謙信ゆかりの上杉神社、米沢城跡もある」
「東北に行くときは、何をしに行くか、何を見に行くか、だな」
「食うものは何でもいいけど、牛肉ならしゃぶしゃぶがいいんじゃないかな」
(・・・ああ「東北に行きたい」ってのは、もっと満を持して、準備して行きたい、ってことなんだな・・・)
(牛肉はステーキでもすき焼きでもなく、しゃぶしゃぶがいいんだな・・・)
(あ、でも「しゃぶしゃぶがいいって言ったから」って言うと、また「お前は何を食べたいんだ?」って言われるな)
(私はすき焼きがいいけどな・・・)
「うーん、私はすき焼きがいいと思うけど・・・」
「お前、昔大阪ですき焼きを食べに行ったとき、脂が多くて調子を悪くしてたよな?」
(・・・覚えててくれたんだ・・・)
「あぁ・・・あの日は夕食の時間が遅くて、日中いろんなところを回って疲れてたから・・・」
「俺はすき焼きが好きだよ。父親がご馳走の時に作ってくれたから」
「でも、お前が調子を崩したら・・・(ごにょごにょ)」
「ああ、ありがとう・・・」
「まぁ、また東北行く時にじっくり考えようか」
(おわり)
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・・・いかがでしたでしょうか?
一昨日はかなりイライラしていた旦那様ですが
奥様への思いやりは忘れていなかったようです。
この例にもありますが、話をするとき・何かを提案する時にはタイミングが大切です。
また、一回つれない答えが返って来てもそこで諦めたり相手の意図をを決めつけたりせずに
日を改めたり、言い方を変えてみることも大切です。
そして、何より大切なのはお互いの中にある愛情に目を向けること。
パートナーの一見ぶっきらぼうな応対の中にも、愛情はたくさん詰まっています。
そんなパートナーの愛情を、ウォーリーを探すようなゲーム感覚で見つけてみてください。
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・・・もはやステマに何のためらいもありません笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。