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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

好きだから許してあげる

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。

東京は夕方から雨が降り始め、それに合わせて気温も落ちてきました。

家の中にいても足下が寒くて、カーボンヒーターやひざ掛けを使い始めました。

いよいよ本格的な冬の始まりですね。

さてカウンセリングセッションココロノマルシェでもよく話題に上るのが

あなたの大切な彼や旦那さまが

あなたに対して失礼な発言をしてしまったり

喧嘩の末に別れを切り出してしまったり

それにもかかわらず、ある日突然優しい態度で接してきたり

そういった一貫性の無い態度を取ることで傷つけられたり

過去の失言について一切謝罪しなかったり・・・

「そんな彼らをどう許せば良いのか?」というお話です。


こういう時に、まず大前提としてお伝えしたいのは

「相手を許すか許さないか」を考える前に

まず「あなたが自分自身を許しているか」について考えた方がよいということです。

相手から傷つけられるようなことをされたと思う時には

必ず、あなた自身もなんらかの形で相手を傷つけています。
(もっと言えば「傷つけた」と思っています)

なぜなら、もしあなたが全く身に覚えが無いとするのならば

そもそもあなたは傷つかないからです。

相手の様子を見て「どうしたんだろう?この人は病気か何かなのかな?」と思うはずです。

そして、もし自分の意識の中でお相手を傷つけた自覚が無いとしても

心の底ではそのことを知っています。

心の底にお相手を傷つけた罪悪感があるからこそ

お相手の心無い応対に心が疼いて、傷つくのです。

そのことは「相手が悪い」と責めている時にはなかなか自覚できません。

でも、時間をかけて自分と向き合っていくうちに

相手を大切にできなかった(と、自分が思っている)罪悪感に気づき

その罪悪感を打ち消すように

自分を正当化し、相手の非を責めてしまっていることも分かってきます。

これに気づくことができさえすれば

まず「相手を許す」云々の前に

自分の罪悪感を癒す必要があることにもご納得頂けるかと思います。

そして「相手を大切にできなかった」罪悪感がある、ということは

あなたがお相手を愛していることの裏返しでもあります。

根本裕幸お師匠が常日頃からおっしゃっている通り

罪悪感は愛情の裏返しなのです。

だから、罪悪感よりも、裏返しの愛情の方にフォーカスし続けることにより

罪悪感は徐々に癒えてゆきます。

そして、罪悪感が癒えてくると愛情だけが残り

「いろんなことがあったけど・・・」
「それでも、私はあの人が好きだから、仕方ないな」

・・・そう思える日がやってきます。

「好きだから、許してあげる」
「好きだから、過去を水に流してあげる」

そう思える日も必ずやってきます。

今、思う通りにならない相手、傷つけられた相手のことを思って

苦しい時間を過ごされている方もいらっしゃると思います。

そんな時には、まずご自分の中にあるお相手への愛情について

どうか隠すことも恥じることもせず

正面から真っ直ぐに見つめてください。

「思う通りにならなくても、傷つけられても、なお相手のことを大切に思う」

それは「恥ずかしいこと」や「執着」ではありません。

あなたは、それだけお相手を愛している自分自身を誇ってよいのです。

そして、最後には誇りを持って

「好きだから、愛しているから」

相手を許してあげてください。

その時、あなたの罪悪感はお空へと消え

愛情に満たされた幸せな気持ちだけが心に残ります。

ご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
明日からも素敵な1週間を。

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