蘭を育てる

洋蘭やら東洋蘭やら、野生蘭を育ててる毎日のブログ

9・11

2006-09-12 21:15:33 | Weblog
5年前の昨日(2001年9月11日)、私はアメリカにいました。
誤解を受けるといけないので、先に断っておくと、New Yorkではなく、Boston郊外に。

私は朝のニュースを見なかったので、飛行機が衝突したということをしりませんでした。
伝聞で同行者から「飛行機がニューヨークのビルに衝突した」ときいて、遊覧セスナが操縦を誤ったのかと思っていました。

その後、だいぶ時間が経ってから、同行者から事態を知らされ、無事を知らせるため国際電話で自宅へ電話をしました。マサチューセッツ州からだったためか、電話がつながりにくいということはなかった。

後刻、ホテルに帰ったら日本にいる兄からホテルの電話に自宅へ連絡をするように留守電が入っていた。

アメリカ人たちと、テレビでの中で崩れ落ちていくWTCを見た。アメリカ人たちは怖がっていたが、自分は何がなんだか事態をまったく把握できなかった。そして、New Yorkに住んでいる高校時代の友人は無事なのか心配だった。

夕食を食べるため、町に出て、レストランの駐車場でアメリカ国旗を自分の目で見て初めて事態を理解した。

アメリカ国旗が半旗になっている。。。。
国旗を半旗にするほどの事態なんだ。そうなんだ。
それほどの事がNew Yorkでおきているんだ。
すごいことがいまおきているんだ。

テレビを見て実感できなかったことが、自分の目で見て実感できた。
自分は、すごいことが起きている国にいる。

翌日以降、全米上空の飛行禁止令により、日本に予定通りに帰れなくなったことがわかった。
ましてや、最寄のボストン空港はテロ機が飛び立った空港だ。
いつ空港が再開されるかはまったく不明。

再開されても大量の飛行希望者がいるため、チケットを確保することすら困難だった。

結局、テロから1週間ほど経過してからカナダへ陸路で抜け、そこから日本へ帰ってきた。

日本では、夜10時のニュースでリアルタイムでテロの様子が放映されていたそうだ。両親も心配するわけだ。

あのテロから世界は良く無い方向に向かっているような気がする。
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