最近蘭関係の記事が少なくて済みません。
2021年ごろの話です。とあるプロジェクトでWiFiの暗号化方式でWPA3を有効化しました。
WPA3 Personal Transition modeという、WPA3に対応してなかったらWPA2で接続するぜって方式です。
すると、「いままで使えたWiFiがつながらなくなった!」という人たちがま~出てくるわ出てくるわ。
申告者の機種を聞くと、Apple(iPhone/Macbook含む)とMicrosoftがほとんどでした。
Appleの場合はWPA3に対応していて接続できるのですが接続が安定しない症状でした。
どうやら暗号キーを更新することに失敗して、切断されてしまうみたいでした。
MicrosoftはSurfaceシリーズで発生し、その原因は WiFi ChipsetのMarvell avastar 11acがWPA3 Personal Transition modeの信号に対し反応できなくなることでした。
この問題を解決するには、
1.外付けのWiFiアダプタを用いる
2.Marvell avastar 11acのドライバを更新する
が正解なのですがいずれもハードルが高い。
1.は内蔵WiFiがある(しかも、スターバックスなどの環境では使える)のに外付けアダプタを購入してつけるというわけのわからなさのハードル。2.はWindows Updateでは最新ドライバへの更新がかからず、Microsoft Update Catalogからダウンロードしてインストールする必要があるというハードル。
WPA3のWiFiに接続できないSurfaceユーザーは、Marvell avastar 11acのドライバをとにかく新しいものにしてみましょう。
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