目を押さえても悲鳴は聞こえる山の崩落海の変容そして世界の爆発音耳を塞いでも混沌は見える街の電光板朝一番の行列そして世界の血図逃げない目を開き耳を傾け受けとめる
記憶が
額縁の中に納まって
一枚の絵になった
壁に掛け
時々近寄るぐらいが
ちょうどいい
もう現実ではないのだから
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