ヒメが天国に旅立ちました。
1月12日のことです。
17歳と3ヶ月。
人間で言うところ、80オーバーのおばぁちゃんです。
最近ブログも更新あんまりしてなかったのは
この事も影響してるのかもなぁ。
ヒメが亡くなる二日前、1月10日の夜に急にヒメの右半身が突っ張って動かせなくなりました。
自力では立てないので、
左脚だけで踏ん張ってはこけてしまうという状態。
動物病院へ連れて行って、
血液検査をしても、どれも正常範囲内。
お医者様がいうには、
「脳梗塞か、脳腫瘍のようなものができている可能性」とのこと。
とりあえず、夜泣が酷くなったので、
落ち着かせるための座薬と飲み薬をいただきました。
翌日も、ずっと自分でトイレに行こうとするも、力が入らず、その場で粗相。
ヒメは、ちゃんとトイレに行かないと、と思っているのか、そういう時には「くぅーん」と悲しそうな声。
ほんとによくできたコです。
叱らないから安心して、と伝えるけど、
ヒメは多分自分のプライドみたいなのがあったのではないかな。
お薬を処方されていたけれども、
それ以降ご飯もお水も飲まなくなってしまい
スポイトで水をお口に運ぶも、
固く口を閉じてしまう。
夜中じゅう、
バタバタと自力で動こうとしては、キャンキャンと吠える。今までにはなかったこと。
主人と私とで交代しながら様子を見るけれど、
どうしても午前中は仕事があるのでケージで休ませました。
そして午前の仕事を終えてすぐ帰宅。
意識があるものの
ヒメがぐったりしている。
首が座らない。
もう駄目なのかも…。
外が好きなヒメ、
せめて気分が良くなるように
布団に包んで、抱っこしながら、いつもの近所散歩コースの景色を見せて回ることに。
私は泣きながらヒメに語りかけながら歩きました。
「良くなったらまた散歩しようよ」。
散歩から帰って、
しばらくヒメは呼吸をお腹でしていました。
抱っこしつつ、スポイトで水を与えようとすると、
一度だけペロッと舌を出して少しだけ受け入れてくれたのだけど、
そのすぐ後に、
ヒメが、大きく目を開いて、
大きく口を開けて
「かっ、はぁー」
と、一呼吸。
ヒメの舌が、さっきのピンクから
色が紫がかっていくのがわかりました。
そのまま、
腕の中でヒメの意識がなくなってしまい
「ヒメ!ヒメ!」
何度も私は呼びかけるけど、
戻らない。
話には聞いていたけど、ヒメの体が時間とともに固くなる…。
そこへ
息子が学校から帰ってきました。
私が涙でぐちょぐちょになりつつ
「ヒメのこと触ってあげて」と言うと
息子がヒメをひとなでして、
すぐにわかったのでしょう、
息子も大粒の涙をこぼしました。
主人には、
もうだめかもしれないと伝えていたときに、
早退してもらっていたのですが、
ヒメを看取るには間に合いませんでした。
でも、
私が仕事から帰ってくるまで、頑張ってくれていたのだと思うと、本当に涙が出ます。
ヒメが天国に行くのはとても悲しいことですが
せめて家族の私が腕の中で看取ることができたのは、幸いなことです。
…ほんとに2日前まで元気いっぱいだったのです。
ご飯もオヤツも元気に食べて、
動物病院でも血液検査は17歳とは思えないほど異常がない。
でも、
脳梗塞的なものには抗えませんでした。
寒波がきていたのもあり、
そういう見えないところでペットの体への負担が大きくなっていたのかもと思います。
だから、寒さや暑さ、
血液検査とかではわからないことを
気にかけてあげるべきだったと思います。
悔やむけど、
よくここまで元気で来れたよね!
今まで元気に過ごしてきたこと、
私達に癒やしを与えてくれたこと、元気をくれたこと、
ヒメには感謝でいっぱいです。
ロスきついけど、
これからも大好きでいることは揺るがないです。
ヒメを見守ってくれた方々にも感謝でいっぱいです。
ありがとうございます。
ご報告まで。
ことり