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小学5年生が分数の「かけ算・わり算」に入ったところがあるようですね。(進度は教科書によって違います、もうすでに終わって)
ここが一番ですよ! 6年生の「分数×分数」「分数÷分数」に直結するところですから。
特に「分数÷分数」につながっていく「分数÷整数」(小学5年生)の理解の仕方は超大事です!!
そして、ここでの注意点は
分数のわり算は「ひっくり返してかける」と言わない✖
ことです。
この「ひっくり返してかける」という響きは、後々の「高校数学での繁分数」の計算のときに邪魔をしてきます。
以前にも紹介しましたが、(過去のブログや『Mother's math講座』のときに)
繁分数とは「分数÷分数」の発展させたものです。
例えば、
です。このとき「ひっくり返してかける」の印象が強い生徒は、この繁分数のとき「ひっくり返して、ひっくり返して・・・」となり・・・とグチャグチャになりやすく、辛い思いをします。この繁分数の計算は考え方を変えるだけで、全くひっくり返すことなく超簡単に答えを出せます。しかし、小さいとき(小学生時代)に身に付いたものの方が強よく、新たな楽簡単な考えを受け付けない生徒も多いです。やはり、習いたての勉強は大事ですね。。。。
では、今回は教え方と正しい言葉を紹介しておきます。
大丈夫、そんなに難しものではありません。
まず、お子さんは
はできますか? これができれば、簡単に導いてあげられます。
これをさらに次のように書き変えればよいです。
そして、ここで「ひっくり返す」ではなく、
正しい数学用語「逆数をかける」と身に付けさせてください。
また、逆数といものも、正しくいうと
「かけて1となる、2つの数を互いに逆数をいいます。」です。
だから、
そして、高校での繁分数を超楽に解く考え方はこの1がキーワードになります。これは、また高校で身にけましょう。
今、小学生のお子さんには
「÷数 は ×逆数」となる
ということを理解させ、そして同時に正しい数学用語をみにつけさせることです。
小さいときに身に付けたものは、その後にとても大きく影響します。
将来の数学に備えて、少し質の高いものを身に付けさせてあげて下さい。
分数は他にもいろいろ注意事項はあります(これらは、後に大学受験数学の中での場合分け問題や、必ず問われてくる内容につながってきます、分数のとらえ方一つで大学入試問題がもっと深く理解出来てきたりします。本当に分数は大事・・・)。ぜひ良質な勉強を・・・。
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〇小学6年のお子さまをお持ちのお母さまへ 中学数学の準備(分数準備)を是非!!
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