『算数の教え方教えますMother's math』in東京☛ホームページはこちら
『海外在住のお子様の学習サポート』
☞『海外に暮らす日本のお子さまの学習サポートのブログ』はこちら
☞『海外在住の日本のお子さまのオンライン学習サポートのホームページ』
『長期入院、長期療養のお子様の学習サポート』
☞『長期入院・長期療養のお子様のオンライン学習サポートのホームページ』
計算問題として、小学2,3,4,5年生の1学期はひっ算を習っていますね。
ひっ算
小学2年 たし算とひき算
小学3年 大きな数のたし算とひき算,かけ算
小学4年 わり算、小数のたし算とわり算
小学5年 小数のかけ算とわり算
ひっ算という便利なものは、今後も十分に使っていくので出来ないわけにはいきませんね。
ひっ算の注意すべきことは とにかく位をそろえて書くことです。
「位をそろえて式の数字を書くこと」はもちろんのこと、
「くり上げの1」や「くり下げの数と借りりてきた1」もその位に書くことが大事です。
ひっ算の計算で上手く行かない時の多くは、この「くり上げの1」「くり下げの1」の書く場所が適正でないことが原因です。そして、厄介なことに、そのお子さんの書き方は既に癖になっている場合が多いです。
この夏休みの間に「悪い癖」はなおして上げましょう。
では、まずはたし算とひき算
この時も、「どう解いたの?」と訊ね、お子さんの説明に耳を傾けながら
、
「くり上げの1」「くり下がった数」「借りてきた1」をどこに書くかを、ジーと見つめ、適切な位の上または近くに書かれているかを確認してください。
さらにかけ算・わり算になってくると、この「くり上げの1」「くり下がった数」「借りてきた1」が途中の計算のなかでゴチャゴチャになってきます。
その時には、お子さんと「〇〇ちゃんは、どう書いたら間違えにくかな?」「この時はこう書こうね」と各ご家庭で工夫されるといいと思いますよ。
本当にゴチャゴチャになってきますから
では、そのゴチャゴチャの具合を見てみましょう。
問題
まず、お子さんに自由にと解かせてみてください。
これを解くと
となります。小さく書いている1,3,4の数字はそれぞれ意味がちがいますので、対処の方法も違います・・・大変。
それを追ってみましょう。
まず初めに、
次に
そして
もう一度見てみると
色を付けて見てもやはりゴチャゴチャします。しかし、お子さん達は鉛筆1つ(同じ色)でこれを解いていかにといけません。
お子さんにどうやって解いたかを訊ねながら、間違えないように工夫をしていくしかないです。
例えば〇で囲むとか・・・・最後のたし算でのくり上げの1に〇を囲むとか、
この夏休みを利用して、お子さんの計算途中をジーと見ながら、親子でルールを決めるといいですね。
「最後のたし算のくり上げの1は〇でくくるとか・・」