しょっつる回遊記

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みなと食堂

2013-02-09 20:18:14 | 日常にして非日常

あー!やってもやっても湧いてくる設計に飽きてきました。

設計のお仕事は2月末頃ピークを迎えそうです。

 

ということで、設計疲れの私は、またまた鹿児島へ。

おおすみ岬漁協に用があったので、途中の鹿屋漁協の食堂で飯を頂きました。

漁協の製氷機のお隣さんでございます。

小エビのかき揚げ丼+カンパチのアラ煮とアラ汁

600円は破格!

小エビは2、3cmあって全然小さくないし、かき揚げは手の平サイズが3枚に、衝撃です!

 

めちゃめちゃ美味いけど飽きが来るのが難点。贅沢な悩みですが。笑

他にもカンパチ丼+カンパチのアラ煮とアラ汁も600円!!!

 

何故、カンパチが安いか?

大隈半島はブリとカンパチの養殖のメッカで、桜島より北はブリ、南はカンパチという具合に分布しております。

湾奥でカンパチを養殖すると寄生虫が発生するので敬遠されているようです。

 

あまりカンパチの養殖は知られていませんが、鹿児島県ではかなり研究が進み、全国で日本一の水揚げを誇ります。

 

水産開発技術センターにいる親魚(6~7歳)が産卵した種苗を、垂水の施設で10cm程に育て、養殖業者が大きくします。ほぼ完全養殖です!

しかしながら、生育環境により体高が高くて寸胴になる、ブリより調理法が少ないといった理由などから、卸価格が600円前後と安値で安定しております。

 

高値で取引するためには、天然カンパチと遜色ない形に育てることと、漁協直売で知名度を上げることが必要になってくるようです。

ちなみに養殖ブリは900円、天然カンパチは1500円程度。

 

鹿屋漁協では漁業従事者の9割ほどが養殖業者であるため、カンパチがめちゃめちゃ安いのでした!

有名になるにつれて単価が上がってくるので、今が食べ時かもしれませんね☆

 

そろそろ仕事に戻ります。泣

 


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おわり