さまざまな不思議な体験をしてきましたが、
それでは私とは何か、人間とは何かを理解した、いわゆる覚醒をした、とは思えません。
これは一枚一枚薄皮をはぐように、今後もさまざまな体験を通して起きてくることなのでしょう。
今回は幽体離脱をしたお話、今から1~2年ほど前かな、実家でのことです。
ある夜、私はふと夜中に気付きました。
あれ?私はなんでこんな夜中に喫煙(もともと喫煙者です)しているのだろう?
普段喫煙すると決めている部屋の定位置に居ました。
気付いたらそこにいた、という感じです。
今まで私は何をしていたんだろう?思い出そうとするのですが…
1階のリビングをうろうろしている様子が思い描かれました。
思い出す、というのとちょっとニュアンスが異なるんですよね。
その光景が目に浮かぶ、そんな印象でした。
ふらふら、うろうろ、そんな印象で。
なんか幽霊みたい、と思ったことを覚えています。たしかに霊でした!ものね。
まぁいいや、とにかく寝なくちゃと思って部屋を出て廊下に出ました。
扉を開けたら電気がついていて、廊下を進んで寝室を開けた瞬間…
あれ?私が寝ている。
「私」を見た瞬間、
ひゅっと私(霊体&意識体)が肉体に重なりあったんです。
重なると言っても、ぴったり重なるのではなくて。
私の背後に肉体である自分の呼吸を感じました。
わ、呼吸してる…可愛らしい寝息でよかったな、などと安心してその呼吸を感じていると…
肉体の呼吸を霊体である私が感じていると、少しずつ重なり合っていきました。
呼吸が合っていくというのかな。霊体と肉体も呼応するようにゆっくり重なり合っていくのを感じました。
そして、呼吸が自分(意識体)のものと感じ、私が呼吸をしている。
という状態になったときです。
じわーーっと、温泉に入るみたいな暖かさを感じました。
わ!体温だ、温かい!
本当に温泉に入ったみたいな安心感を感じる私と、
自分の体温を感じることが気持ち悪いと感じる私、
そして肉体があるから五感があるのだな
この安心感を覚えるのが感覚的で純粋な自分であり
気持ち悪いと感じるのがいわゆるエゴなのかもしれない…と観察している私がいました。
その後、おそらく眠ってしまったのだと思います。
肉体が寝ているのだから、意識がその肉体に同調したのでしょうね。
翌朝、あんなにふらふらしていたのにまったく眠気が無いんだな、と感心しました。
そして、安心してその日も普通に出社できました。
そうなんです。
意識って、肉体ではなく霊体にあるみたいなんです!
もちろん肉体が亡くなった体験をしたわけではないので、
絶対とは言い切れないのですが…
私はやはり意識には死が無く、転生を繰り返しているのだと思いました。
あの幽体の次元がおそらく四次元ではないかと感じます。
魂の次元ではない、そんな気がするんです。
魂とは何か?そこからまた、私の探求は続いています。
その霊体は、いわゆる三次元を意識で体験できるみたいです。
そもそもあるはずのないタバコ(物理的にその部屋にはおいていませんでした)を吸ったり
廊下の電気がついていると思えばついているし、
ドアだって手で開け閉めしていませんし、
意識で物理現象を体験できるみたいです。
さぁ…果たしてそれは本当に幽体だからできたことなのでしょうか?
それとも日常的に意識体である私が作り出している世界がこの世なのでしょうか?
私は後者だと体験上思います。
体験を実感する、つまり五感をもって深く体験するためにわざわざこの世を作り出しているんだな、って感じました。
よくスピリチュアルの世界で言われているみたいですが、
おそらく現実です。
それならばあなたはどう生きますか?
私は常々自問自答し、行動を促し、自分自身を探求しているんじゃないかな?
って思うんですよね。
何故、幽体離脱した=輪廻転生があると言えるのか?
それは過去世を覚えている、あるいは思い出すことが時々あるからです。
これはまた後日書きましょう。