

近くのホームセンターで [荒れているフローリング]の補修方法を メーカーの方が実演講習会をしているところを見かけ 見学させていただきました。
今回は 表面層が剥がれて木肌が出ている場合の 補修
1 ボロボロになっている塗装材層をサンドペーパーで(80~120番)で削り取り 劣化しているすべての部分の木肌を出します。 (部分的に残っているとしあがりがきれいに仕上がらない)
2 サンドペーパー(240番)で表面を滑らかにして、 カラーワックスの吸い込み止めとして「水性ニス」を30%薄めたものを木肌露出部分に塗ります
3 水性ニスの乾燥後 周りと近い色の(薄めの色)「カラーワックス」を水性ニスを塗った部分に塗ります
4 乾いたら重ね塗りをして色の濃さを調節します 重ね塗りをする時は 必ず乾いてから作業します
5 周りと色が近ずいたら補修部分を含め 全体を「カラーワックス」で塗装します
6 最後の仕上げとして「クリヤーワックス」の上塗りをしておくと 長持ちします
天気の良い日に 換気をして行いましょう
http://www.atom-paint.co.jp/ind01.html
荒れているフローリング床の劣化の原因
1 人やペットの歩行による摩耗劣化 主に廊下やリビング
摩擦のため塗膜材層が薄くなったり ペットの爪めの傷が主な原因
2 水気や湿気による劣化 主に洗面所や台所
水気を吸い膨張し乾燥することで収縮 この繰り返しで節目部分がささくれて黒ずみが生じます
長い間水分があるところは材が腐り始め表層材自体が腐り始めます
3 紫外線のよる劣化 (我が家ではこのタイプです) 窓際や縁側 日光がよく当たるところ
紫外線を受け続けることで つやがなくなり退色が起こります 長期の紫外線を浴びることで 塗膜が劣化し剥離が始まりやがて消滅します