毛石山
毛石山(793.8m) 五泉市
平成28年5月9日
ヤマヒルとの遭遇
突然後ろから occoさんがキャーと悲鳴をあげる。
振り向くと右足の膝上辺りからズボンの上を伸びたり縮んだりして
上に上がっていく茶色い細長い物体が・・・・・・
ふくよかな太ももにはまだ食いついていない
慌ててライターを出し、点火させようとするが、硬くて火が点かない
occoさんもライターをだし、「落ち着いて、落ち着いて」と
自分に言い聞かせ、ライターの炎をヒルに向ける
ヒルは太いほう(おそらく頭)でしっかりとズボンに食いつき
細いシッポを360度クネクネグルグル動かしている
その動いている姿が気持ち悪くて見ていられない
取り払おうと、葉っぱを持ち、ヒルを掴むが、離れてくれない
occoさんがライターの先っちょで払ったら消えた
何処に行ったかと下を見るが落ちた気配は無い
再び キャー
ライターの穴に頭を突っ込んだヒルがシッポをグリグリ
occoさんの究極のすてゼリフ「ばっかじゃねーコイツ」 (笑)
手に持っているライターを木の枝に擦りり付けてヒル落とし
危機一髪で吸血から免れる
登山口に無事到着
ヒルが付いていないかよく見て~とお互いに目視
付いてないね、良かった
靴を脱ぐとき靴下に付いてないか良く見て!
スパッツをつけていたoccoさん いた~
スパッツの下のほうにシッポをグリグリ動かしているヒルが
すぐにライターで焼くとコロンと落ちた
次は私が右足の靴を脱ぎ、靴下を脱ぐとセーフ
次に左足の靴を脱ぎ、靴下を見るとギャー
付いてる付いてる ダメだーやられたと思ったが
まだ大丈夫 ライターで焼いてもらい ギリギリセーフ
焼かれたヒルはコンクリートの上にポロリと落ち、ビクともしなかった
靴下も少し茶色くなったが、ヒルに食われるより良い
焼身のヤマヒル↓↓↓
毛石山登山は盛りだくさんの体験ができた一日だった
登り
導水路(8:35)→登山口(8:40)→鉱山跡(9:30)→山ノ神(9:40)→毛石山頂(11:25)
下り
毛石山頂(12:25)→山ノ神(13:55)→水場(14:10)→登山口(15:00)→導水路(15:06)
導水路脇の道に路上駐車をして身支度を整える
Hさんoccoさんはヤマヒルを警戒して塩を一掴みほど持参
ライターはすぐに出せるところに入れ導水路橋を渡る
5分ほど歩くと登山口に到着
案内板を見過ごしそうになるが、右側斜面に登って行く
しばらく渡渉を繰り返し、平らな鉱山跡に出る
ヘツリ道を慎重に歩き、水場に到着
冷たい水は美味しかった
広い急な斜面をジグザグに登ると、ヤマヒルがウネウネ動いているのを発見
一瞬、前に進むことをためらうが、思い切ってまたぐ
飛び掛ってくるのかと思ったが、特に何も無く通りすぎた
ヒルが居ることを確信
上りきると祠があり山ノ神が祭ってある
右にヘツリ、左にヘツリ、ヘツリ道が続く
足元ばかり見て進むので、横ばいした木に頭を打ってしまうこと数回
尾根道に出たかと思っても、巻き道を行くので、またまたヘツリ道が続く
ブナ林に来るとホッと一息
急なのぼりを越えると山頂が見えてきた
山頂からは河内山塊が見渡せる
先日登った銀太郎山、青里岳の奥には矢筈岳まで見えた
山頂では恒例の乾杯をし、ランチタイムをとる
1時間くらい休み下山とするが
コシアブラ、ワラビ、ウルイ、ミズ等、食卓の1回分程度頂き
無事下山
ヒル騒動はあったものの、経験は度胸を招く
足元にヒルが付いているとは知らず冷たいコーラで無事下山できたことに乾杯
シャクナゲ
イワナシ
爽やかな風に包まれ柔らかな緑一色に浸りながら・・・
山の幸もいただき一度で幾つも楽しいお山でしたのに。
―アレさえなければね~
好んで出合いたいとは思いませんが、度胸がついたかもしれませんね。
アリガトサンでした
ヒルの姿もしっかり覚えたし
登山の必需品はライターも追加
度胸は付いたかもですが、
今後はなるべくヒルの居ない山を選びましょう
ヒルの悲鳴と山菜を見つけた悲鳴と
賑やかな一日でしたね
またよろしくお願いします。
サンカヨウの花が咲いてる所は素通りだったかな?
川内山塊は天気が続いた時に登りたいもの。
9日に粟ヶ岳に登ったのですが、ブナ林で多くの虫(上から伝ってくる)に参りました。ズボンや帽子にたくさんついて払うのも大変でした。
少し終盤を迎えていました
石楠花は途中でも咲いていて
山頂手前では3~4個咲いていました
やまさんの記事を読みその後
2~3日の違いで花の開花も変わってるかな
と思いました。
ヒルを見た後は、上から落ちてくる尺取虫のような者も
手ではじき返せるようになりました
度胸が付いたというか
心臓に毛が生えたというか?
歳を重ても可愛い女でいたいものです(笑)