菱ヶ岳~五頭山(阿賀野市)
令和2年3月7日
一か月前、雲取山の予定で3連休をとっていたが、コロナウイルスが気になり中止にした。
4月になって落ち着くかな?と軽く考えていたが、今ではもっと事態が悪化している。
希望休の3日間、何もせずに過ごすのはもったいないと思い、
一緒に雲取山を予定していたハッシー・occoの三人で菱ヶ岳へ行くことにした。
今年は平地では雪がほとんど降らずに終わってしまったが、新潟の山々の雪も少なかった。
いつもの年であれば登山道わきの植物は雪に埋もれ、真っ白い雪道を歩くのだが、
5合目でようやく雪道になるといった状況だった。
雪が少ないので、「杉鼻」の冬道と夏道の分岐では、おそらく夏道を行けるのではないかと思ったが
踏み跡はなかったので冬道を行く。
急登だが雪が多ければそれなりに登れるのだが、中途半端の雪で岩は滑るし足場に気を付けないと
ズルズル滑り落ちるしで気を抜けない状態で登った。
この日は2~3日前に少し雪が降り、上に行くにつれ霧氷がとてもきれいだった。
お天気も良かったので、最高にきれいなキラキラした雪をみることができ、3人で感動の声を上げながら登る。
菱ヶ岳山頂も例年より雪の量は少ない。
飯豊連峰が素晴らしい。周りの山々が360度見渡せる。
菱ヶ岳山頂から五頭山に向かう。新雪がありズボズボ埋まる。もう少し雪が締まっているかと思い
ワカンを持ってこなかった。同じくツボ足の男性が往路下山すると言い、戻りかけていたが、
私たちは、あの滑る「杉鼻」を下るのは怖いから先に進みますと言い五頭山を目指す。
私たちの勢いに男性も五頭山に向かう。
前に歩いていた男性3名がワカンを付けて歩き始めていたので、
少し進むのが楽になったが、ワカンのトレースはズボズボ埋まる。いや体重があるのか?
ようやく雪の状態も落ち着き、五頭山も近くになる。
いつのまにか前方に6~7人のグループが休んでいた。おったて尾根から登って来たと言っていた。
雪が少ないので周りの木々の枝があっちこっち向いているので、枝を避けて歩く。
大きなエビのしっぽができていた。
一ノ峰と五頭本峰の三差路からは高速道路のようにトレースがしっかりついていてとっても歩きやすい。
それだけ多くの人が歩いていたってことです。
二ノ峰のお地蔵さまも顔をのぞかせていた。
三ノ峰の小屋の入り口は、いつもは有志の方々が除雪をしてくださっていて、穴の中に入るようにして
ドアを開けて中に入り、雪に埋もれた小屋はつぶれないのかと心配になるくらいなのだが、
今年はしっかり建物が見える。小屋で食事をしてどんぐりの森を下る。
菱ヶ岳駐車場(8:00)ー五合目(8:50)ー菱ヶ岳山頂(10:50)ー五頭山一ノ峰(13:05)ー二ノ峰(13:20)
三ノ峰(13:25~14:05)―どんぐりの森登山口(15:10)
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