ひそやかに一歩ずつ

2012年4月から始めた新潟100名山、今年はどんな山に行けるかな~?

菱ヶ岳~五頭山縦走

2020-04-06 | 登山

菱ヶ岳~五頭山(阿賀野市)

令和2年3月7日

一か月前、雲取山の予定で3連休をとっていたが、コロナウイルスが気になり中止にした。

4月になって落ち着くかな?と軽く考えていたが、今ではもっと事態が悪化している。

 

希望休の3日間、何もせずに過ごすのはもったいないと思い、

一緒に雲取山を予定していたハッシー・occoの三人で菱ヶ岳へ行くことにした。

今年は平地では雪がほとんど降らずに終わってしまったが、新潟の山々の雪も少なかった。

いつもの年であれば登山道わきの植物は雪に埋もれ、真っ白い雪道を歩くのだが、

5合目でようやく雪道になるといった状況だった。

 

雪が少ないので、「杉鼻」の冬道と夏道の分岐では、おそらく夏道を行けるのではないかと思ったが

踏み跡はなかったので冬道を行く。

急登だが雪が多ければそれなりに登れるのだが、中途半端の雪で岩は滑るし足場に気を付けないと

ズルズル滑り落ちるしで気を抜けない状態で登った。

 

この日は2~3日前に少し雪が降り、上に行くにつれ霧氷がとてもきれいだった。

お天気も良かったので、最高にきれいなキラキラした雪をみることができ、3人で感動の声を上げながら登る。

 

菱ヶ岳山頂も例年より雪の量は少ない。

 

飯豊連峰が素晴らしい。周りの山々が360度見渡せる。

 

菱ヶ岳山頂から五頭山に向かう。新雪がありズボズボ埋まる。もう少し雪が締まっているかと思い

ワカンを持ってこなかった。同じくツボ足の男性が往路下山すると言い、戻りかけていたが、

私たちは、あの滑る「杉鼻」を下るのは怖いから先に進みますと言い五頭山を目指す。

私たちの勢いに男性も五頭山に向かう。

 

前に歩いていた男性3名がワカンを付けて歩き始めていたので、

少し進むのが楽になったが、ワカンのトレースはズボズボ埋まる。いや体重があるのか?

 

ようやく雪の状態も落ち着き、五頭山も近くになる。

いつのまにか前方に6~7人のグループが休んでいた。おったて尾根から登って来たと言っていた。

 

雪が少ないので周りの木々の枝があっちこっち向いているので、枝を避けて歩く。

大きなエビのしっぽができていた。

一ノ峰と五頭本峰の三差路からは高速道路のようにトレースがしっかりついていてとっても歩きやすい。

それだけ多くの人が歩いていたってことです。

 

二ノ峰のお地蔵さまも顔をのぞかせていた。

 

三ノ峰の小屋の入り口は、いつもは有志の方々が除雪をしてくださっていて、穴の中に入るようにして

ドアを開けて中に入り、雪に埋もれた小屋はつぶれないのかと心配になるくらいなのだが、

今年はしっかり建物が見える。小屋で食事をしてどんぐりの森を下る。

菱ヶ岳駐車場(8:00)ー五合目(8:50)ー菱ヶ岳山頂(10:50)ー五頭山一ノ峰(13:05)ー二ノ峰(13:20)

三ノ峰(13:25~14:05)―どんぐりの森登山口(15:10)


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