DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

NINE★3/31 丸の内ピカデリー1

2010-04-01 | ドラマ・映画・演劇・アート
NINE - goo 映画


肉食系の女性たちと、
ハートは10歳の悩める肉食系中年男性の濃い物語。

豪華出演陣が話題ですが、
個人的にさほど思い入れがある役者さんはいなかったので
なーんも考えないで楽しく見ました。

ラッキーにも前にほとんど誰も座らなかったおかげで、
ピカデリー1の大型スクリーン独り占め!!
(ちょうど私の座った列から後は満席状態)
贅沢だー♪

頭のどこかにある「好き」の部屋に
するすると冷やしそうめん(・・・パスタのほうがいいか?)
のように“映画を見てる楽しさ!”が流れ込みます。ごっくん。

しょっぱなから、宝塚にはまった時と同じ空気だったもんで(うはは!)
「あ、好き好き・この映画」と数分で思ったけど、
最後まで好きのまま終わってよかっタ。

出しおしみのないグラマラスな女性達は目の保養(♪)になるし、
音楽もほぼ全部趣味であった♪

個人的にはファーギーが登場する、いかにもイタリアンなモノクロシーンと
砂を使った舞台がいち押し♪
あと、ジュディ・デンチのディートリッヒライクなシーンも拍手!
(↑こゆの無条件に好きだなぁー)
ソフィア・ローレンはもう出てるだけでイタリア!であった。
ペネロペと、マリオン・コティヤールの質の違う
えロっぽいパフォーマンスも必見??

ここは意見が分かれるだろうけど
私はフェリーニなニュアンスもきちんと出てたと思います。
・・・壮大な虚構(だからこそのビッグネーム使用)。

見ていて、最近特撮先行の作品に慣れてしまってたなぁ、
(これもきっと使われてるんでしょうが、意識しなくてすんだ。)
そうそう、こういう映画、大好きなんだったー♪と思い出しました。

この作品には、昔、映画館で見たイタリア映画の懐かしい空気がありました。
独特の仰々しさ、虚無感、解放感、ドライ感&悲喜劇としての人間ドラマ。


音楽よかったなー、久々にサントラ買おうかなぁー♪

映画『NINE-ナイン-』予告 




おまけ:
Fergie / Glamorous
うーん、野性的な彼女にはまっちゃったから
ちょっと印象弱いかなー;;
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2 コメント

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観ました (じっぱ)
2010-04-03 21:41:18
場所は全然違いますが、同じ日に観てたのか~と思ってお久しぶりコメント。

良くも悪くも古き良きアメリカ映画な感じがしましたねえ。
フェリーニのニュアンスは・・・・個人的には?な感じでしたが。

これはこれで良いんじゃなかろうかと観終わった後思いました。
返信する
じっぱ様 (NAL)
2010-04-05 00:10:41
お!

お久しぶりです。

想定内的にフェリーニファンの評価が割れてますね。

でもそういう話題自体が私なんかは嬉しかったりする。
いかにも、な感じで。
で、人生に「いかにもな感じ」は
重要な認識構造(じっぱ様的共同幻想的にも)
だと思うのであった。

私はモノクロの扱い方とオムニバス感に
リスペクト感じましたよー(物語そのものよりむしろ
映画を見ていて、「あ、この感じ」というのがありました。

でもって、んなことをとっぱらっても
キレイな女性がそのままにキレイな映画は目に楽しい♪
良きことかなです。
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