来日を中止するアーティストも多い中、
中止になってしまうかなぁ、と半分あきらめてもいたUK、
行って参りました!
UK名義では32年振り、ということで
2日間のチケットは即完売、追加公演も完売という
加熱気味の人気っぷり。
やっぱエディとジョンが揃わないと
UKじゃないんだなぁ、と実感。
サイン会の話を前日のtwitterで見ていたので
早めに会場に行ったのですが、当日券に長蛇の列。
そのうえ、チケットを持ってるヒトの列も
ありえない混雑・・・@@;;
「みんなサイン狙いなのかなぁ?」と言いながら
とりあえず、中へ。
同行者が、UK伝説の初来日にも行った、
大学時代からのライブ仲間♪
実はUKは彼女に教えてもらったようなもので、
大学で「今一番好きなの」と「UK(憂国の四士)」を
聞かせてもらったのが初体験。
当時は、いくつかの曲(のフュージョン要素)が
若干冗長に感じられて
「そうなのか~」ってくらいの印象だったのですが、
その後、社会人になってから、
たまたま聞いた「Danger Money」にドはまり。
改めて「憂国の四士」を聞くと、
80年代を先取りしてる部分もあり、「いいやん!」と・・・
はじめて聞いた時は、冗長に感じた(;;)
「Thirty Years」さえ好きになる
というド変貌をとげたのであります!
そんな経緯を思い出しつつのぞんだ今回の来日公演。
「ライブ盤の再演、って感じなのかな?」と思っていたのですが、
2時間半たっぷりのライブでは、これぞプログレ!な
長丁場の曲のオンパレード!
そのうえ、ジョンの声量も、エイジアの時よりのびやかで
使い込まれた家具(楽器ではなく?)のように
手にすいつく上質の皮のように
身体になじむものでした。
(会場のせいもあるかも?)
なにより「ジョンってベーシストなんだよなー」
と感じさせれくれる、聞き応えのある演奏場面も多々あり。
きゃしゃな美形青年だったエディは、貫録と風格あり。
シンプルなライティングに、存在が際立っていました。
エレクトリック・ヴァイオリンの音色に聞き惚れてしまったぁー
で!!
32年ぶりだし、やってくれないかなー、でも無理かな、
と思ってた前述の「Thirty Years」、
そのうえ思ってもみなかった「Nevermore」、
両方やってくれたのに感動・感激!
ジョンのソロ。
アコギでうたいあげた「Book Of Saturday」は
ある意味、私にはハイライトだったかも。
あと、エディとジョンがステージに2人だけ残っての
アンコールの「Rendezvous 6:02」・・・
エディのピアノとジョンの声が、鎮魂のように響きました。
奇跡のような、という評も読みましたが、同感です。
キーボード、ギター、ベース、ドラムス、すべての音が
目まぐるしく交錯して、
ビームのように空間を紡いでいく感じで
音の密度の自在感に、ただただ陶酔。
何曲かは目を閉じて、聞きました。
その空間ごと身体につめこんで
家に連れて帰りたくて。
プログレを、UKを聞いている、という
満足感、充足感いっぱいのライブでした!
【SETLIST】 ※コピぺですm(_ _)m
(Intro Tape)
01 In The Dead Of Night >
02 By The Light Of Day (without Alex) >
03 Presto Vivace And Reprise
04 Danger Money
(Edwin talk)
05 Thirty Years
06 Alaska >
07 Time To Kill
(Edwin talk)
08 Starless
Kimitachi Saikodayo
09 Carrying No Cross (without Alex)
10 Zero 1 (Marco)
11 Zero 2 (Edwin)
12 Book Of Saturday (John)
(Edwin talk)
13 Nevermore
14 One More Red Nightmare >
15 Caesar's Palace Blues >
16 Sahara Of Snow Pt. II
(encore)
17 Nothing To Lose
18 The Only thing She Needs
19 Rendezvous 6:02 (Edwin & John)
15日はアンコールでNight After Nightだったんですねー
どっちも聞きたかったー
こうしてみても、聞き応えのある曲が並ぶUKはやっぱスゴイ。
UK performing "Caesar's Palace Blues" live in New York City
http://www.youtube.com/watch?v=qjP8_1Oe1WI
※音がめっちゃしょぼいケド、雰囲気だけ。
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●エディからのメッセージ
【意訳】
最近日本では災害がありましたが、私は「UK再結成」プロジェクトを
ファンのために公演をしたいという思いは変わりません。
多くの方々に、公演延期やキャンセルの道もあると言って頂けましたが、そのようにはなりません。
この比類なきスペシャルな公演を、熱心に応援頂き感謝しております。
ジョンと私は、UKの昔の曲をあなた方のために、
1979年の”ナイト・アフター・ナイト”コンサート以来の演奏ができる事を楽しみにしています。
シ―・ユー・スーン!
エディ・ジョブソン
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泣けた;;
4/10の時点でアップされてたようですね;
見逃してました。
「ドタキャンもあるかも」なんて言って、
悪かったよ、エディ。
●関連
Eddie Jobson's U-Z PROJECTの『ULTIMATE ZERO TOUR - LIVE)』ですが、映像版として再パッケージして、現在Jobson/Wettonで行っているUKのツアーも収録して再発売する計画があるそうです♪ (EJsite/sakura)
※おまけ
UDOに寄せられた海外アーティストの
東日本大震災へのメッセージです。
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●ジョンからのメッセージ
親愛なる日本の友人たちへ
来月、皆さんにお会いするのを楽しみにしています。
神のご加護がありますように。
ジョン・ウェットン
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本当に来てくれてありがと、ジョン!!
他にも淙々たる面々が。
●イル・ディーヴォ
● エリック・クラプトン
● キース・エマーソン
● キャンディス・ナイト&リッチー・ブラックモア
● キャンディ・ダルファー
● サラ・バレリス
● ジェフ・ダウンズ
● ジェフ・ベック
● ジョン・ウェットン
● スティーヴ・ハウ
● スティーヴ・ハケット
● スティング
● セリーヌ・ディオン
● ソーニャ・クリスティーナ
● ダリル・ホール&ジョン・オーツ
● デイヴィッド・カヴァデール
● デイヴ・キルミンスター
● テッド・ターナー
● デフ・レパード
● ナイト・レンジャー
● ニコール・シャージンガー
● ノラ・ジョーンズ
● ビリー・ジョエル
● ブルース・スプリングスティーン
● ベン・フォールズ
● ポール・サイモン
● ポール・ロジャーズ
● ボン・ジョヴィ
● マーティン・ターナー
● マルーン5
● MR.BIG
● ユーライア・ヒープ
● ロリー・ワイズフィールド
(五十音順)